鏡塚古墳

鏡塚古墳

大阪府堺市北区、大仙陵古墳(仁徳天皇陵)の東側にある長径26m、高さ2.5mの円墳が、鏡塚古墳(かがみづかこふん)。国の史跡に指定される古墳ですが、商業施設「ライフ百舌鳥店」内の緑地として現存しています。開発に伴う事前確認調査では周濠を検出しましたが、現在ではその部分が駐車場になっています。

百舌鳥古墳群の円墳が、商業施設の緑地として現存

大仙陵古墳(仁徳天皇陵)の外周に位置するため、その陪冢(ばいちょう)と推測される古墳。
かつては古絵図などから墳丘長49m、東西主軸の帆立貝形古墳だと考えられていましたが、商業施設の事前確認調査で、円墳であることが判明。
周濠内から転落した葺石、円筒埴輪、朝顔形埴輪が出土し、これらの遺物から5世紀中頃の築造と推測されています。
現状は、直径15m、高さ1.5mほどの円墳状の墳丘として残存。

鏡塚古墳
鏡塚古墳
名称 鏡塚古墳/かがみづかこふん
所在地 大阪府堺市堺区百舌鳥夕雲町1丁25
関連HP 堺市公式ホームページ
電車・バスで JR・南海電鉄三国ヶ丘駅、南海電鉄堺東駅から徒歩10分
ドライブで 阪神高速15号堺線堺出口から約3km
駐車場 大仙公園第1駐車場(127台/有料)・第2駐車場(149台/有料)・第3駐車場(98台/有料)
問い合わせ 堺市文化観光局文化部文化財課 TEL:072-228-7198/FAX:072-228-7228
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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