毎年8月15日、新潟県村上市の朝日みどりの里・日本庭園特設会場で『大須戸能(薪能)』が行なわれます。『大須戸能』は、毎年4月3日に大須戸の八坂神社で定期能がありますが、お盆には薪能で鑑賞することができます。『大須戸能』は新潟県の無形文化財に指定される郷土芸能です。
朝日みどりの里で薪能を上演
弘化元年(1844)年の冬、庄内黒川の能役者・蛸井甚助が大須戸に逗留した際、庄屋、神主など村人19人の能社中が、数年にわたり熱心な指導を受けたとされ、嘉永4年(1851年)3月、鎮守八坂神社の社殿で初めて演能していますが、このときすでに式三番のほか、能十五番を習得していたと伝わっています。
嘉永5年(1852年)の記録には「古来の能装束が欠損して役に立たなくなったので奉納を願う」と記されています。
現在は、大須戸能保存会が能26番、狂言12番を伝承しています。
大須戸能(薪能)|村上市 | |
開催日時 | 毎年8月15日 |
所在地 | 新潟県村上市猿沢1215 |
場所 | 朝日みどりの里・日本庭園特設会場 |
関連HP | 村上市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR羽越本線村上駅から塩野町・北中行き路線バスで25分、猿沢下車 |
ドライブで | 日本海東北道朝日まほろばICから約1km |
駐車場 | 252台/無料 |
問い合わせ | 村上市生涯学習課文化行政推進室 TEL:0254-53-7511 |
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