大都市の人口減少ランキング(2020年〜2025年)  TOP10 1位は意外な関西の大都市!

人口の減少というと、地方の町村、郡部のイメージがありますが、実は人口の減少数だけをランキング化すると、上位には名だたる政令指定都市がズラリと並びます。人口自体が多いことで、減少率でみるとわずかですが、TOPは神戸市、2位に北九州市、3位に京都市という意外な顔ぶれに!

人口の一極集中が加速化! 神戸、京都も大幅減に

訪日外国人客が増加し、一躍世界的な観光都市となった京都市。
オーバーツーリズムが問題化するほどなので、受け入れ側の需要からも人口が増加していると思ったら大間違いで、2020年のと2025年の国勢調査を比較すると3万人も人口が減少しています。
京都市の人口減少は、訪日外国人の増加による物価高、ホテル建設の用地買収などによるマンション価格の高騰など、子育てのしづらさもあって、近隣の滋賀県などへの転出が増えているためです。
ただし京都市では「コロナ禍による入国制限等の影響により、留学生や外国人研究者(国外からの転入者)が大幅に減少したことが主な要因」と解説しています。

TOPの神戸市は2023年10月1日時点で149万9887人と22年ぶりに150万人を下回る事態に。
その人口減少のペースは想定より速いスピードですが、「最大の理由は出生数の低下」(神戸市)とのこと。
それでも大阪市は増加しているので、関西圏でも一極集中ということが明らかです。
大阪市は「神戸市を含む兵庫県からの転入は20代が多い」とのことなので、就職や転勤で兵庫から大阪へという若者が多かったことも推測できます。

2位の北九州市も隣接の福岡市は増加しているので、明暗が分かれるかたちに。
福岡市は転入超過が続き、九州の一極集中化の象徴に。

首都圏でも、川崎市は大幅に人口が増加していますが、2030年頃にピークを迎えて、以降はやはり減少に転じる見込みです。
少子高齢化の波は、政令指定都市にも及んでおり、今後は都市部でも空き家が目立つエリアも増えそうです。

人口減少ランキング(2020年〜2025年)  TOP10

順位都市名
所在府県名
概要人口減少数2025年
国政調査時点
2020年
国政調査時点
1神戸市
(兵庫県)
政令指定都市
(関西第2の大都市)
3万9114人148万6038人152万5152人
2北九州市
(福岡県)
政令指定都市
(九州第2の大都市)
3万8918人90万0111人93万9029人
3京都市
(京都府)
政令指定都市
(関西第3の大都市)
3万652人143万3071人146万3723人
4新潟市
(新潟県)
政令指定都市
(日本海側最大の都市)
2万9190人76万85人78万9275人
5静岡市
(静岡県)
政令指定都市
(浜松市に次ぐ人口)
2万6625人66万6764人69万3389人
6広島市
(広島県)
政令指定都市
中枢中核都市
(中国・四国地方最大)
2万6397人117万4357人120万754人
7長崎市
(長崎県)
県庁所在地
(九州第7位の都市)
2万5700人38万3418人40万9118人
8堺市
(大阪府)
政令指定都市
(大阪府第2の都市)
2万2523人80万3638人82万6161人
9浜松市
(静岡県)
政令指定都市
(静岡県最大の都市)
2万1307人76万9411人79万0718人
10横須賀市
(神奈川県)
中核市
(三浦半島の中心都市)
2万1063人36万7015人38万8078人
大都市の人口減少ランキング(2020年〜2025年)  TOP10 1位は意外な関西の大都市!
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大都市の人口減少ランキング(2020年〜2025年)  TOP10 1位は意外な関西の大都市!

人口の減少というと、地方の町村、郡部のイメージがありますが、実は人口の減少数だけをランキング化すると、上位には名だたる政令指定都市がズラリと並びます。人口自体が多いことで、減少率でみるとわずかですが、TOPは神戸市、2位に北九州市、3位に京

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