埼玉県飯能市の山中にある子ノ権現は、正式名称は大鱗山雲洞院天龍寺。天長9年(832年)、子年、子月、子の日、子の刻に誕生した聖人が祀られていることから、子ノ権現の名で親しまれています。足腰の神様として知られ、境内には鉄製の大わらじや夫婦下駄が奉納され、お守りなど授与品もわらじの形になっています。
竹寺と結ぶハイキングも人気
創建は延喜11年(911年)という天台宗の古刹。
入口には鳥居がありますが、これは江戸時代まで、神仏習合の名残。
本尊の子ノ聖像は秘仏で、12年に一度、子の年の限られた期間だけ御開帳されます。
山上の霊地で、晴れた日には、都心のビル群、東京湾や筑波山まで眺望できます。
おみくじは引いたその場で見るのではなく、本堂で読経を受けた後にお坊さんから受け取るのがしきたり。
山上にありますが、車で門前まで到達も可能。
ハイキングで子ノ権現を目ざすなら西武秩父線吾野駅からが一般的(所要2時間)。
吾野駅〜子ノ権現〜竹寺〜小殿バス停(バスで飯能駅へ)というハイキングコースも人気のコースになっています。
子ノ権現 | |
名称 | 子ノ権現/ねのごんげん |
所在地 | 埼玉県飯能市南704 |
関連HP | 奥むさし飯能観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | 西武秩父線西吾野駅から徒歩1時間20分 |
ドライブで | 圏央道狭山日高ICから約22km |
駐車場 | 30台/無料 |
問い合わせ | 子ノ権現天龍寺 TEL:042-978-0050/FAX:042-978-0052 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag