高麗家住宅

高麗家は高麗神社の神職を代々務めてきた旧家。高麗王(こまのこにきし)という氏姓をヤマト王権から賜った高句麗(コグリョ)からの帰化人・高麗若光(こまのじゃっこう)を祖にする一族で、神職を勤める高麗神社の境内に建つのが慶長年間(1596年~1615年)築で国の重要文化財に指定される高麗家住宅。

高麗神社神職が住んだ江戸時代初めの住居が現存

茅葺きの入母屋造りの建物で、土間と4つの部屋で構成されています。
大黒柱(棟持柱)がなく、細い柱で梁を支えているのが特徴。
また、間口の割に奥行きが深く、作業の必要性が少ないためか一般農家より土間が狭くなっています。

内部見学を希望の場合は事前に高麗神社社務所まで問い合わせが必要。

高麗家住宅
名称高麗家住宅/こまけじゅうたく
所在地埼玉県日高市新堀850
関連HP高麗神社公式ホームページ
電車・バスでJR高麗川駅から徒歩20分
ドライブで圏央道狭山日高ICから約7.5km
駐車場高麗神社駐車場(150台/無料)を利用
問い合わせ高麗神社社務所 TEL:042-989-1403/FAX:042-985-2794
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
高麗川駅

高麗川駅

埼玉県日高市にあるJR八高線・川越線の駅が、高麗川駅(こまがわえき)。昭和8年4月15日、東飯能駅〜越生駅間の開通と同時に、当時の高麗川村の玄関駅として開業。昭和38年〜平成11年には太平洋セメント専用線も設けられていました。関東屈指の難読

高麗神社

現在の日高市は、古代、帰化人が先進の文明を伝えた土地。日高市が高麗の里(こまのさと)とも呼ばれているのは、716(麗亀2)年5月16日に高麗郡(こまのこおり)を置いたことに由来しています。その歴史を今に伝える神社が巾着田近くに鎮座する高麗神

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