埼玉県飯能市下名栗にある昭和60年完成の埼玉県営第1号の多目的ダム(洪水調節、上水道、不特定用水)、有間ダムのダム湖が名栗湖。有間ダムは、入間川の支流、有間川に築かれた堤高83.5m、堤頂長260.0mの中央土質遮水壁型のロックフィルダムで、湛水面積33.5haの名栗湖を生んでいます。
湖畔の名栗カヌー工房ではカヌー体験も
ダムサイトから湖を眺めると、湖の奥に、有馬山(タタラの頭/1213m)など、奥武蔵と秩父の境界に位置する山並みがそびえます。
その景観が、アルペン的な雰囲気で、首都圏のダム湖ながら、遠方まで足を伸ばした気分にさせてくれます。
有馬湖の湖畔には、ダム管理所近くに「レイクサイドテラス名栗湖」、湖畔に「名栗カヌー工房」、有馬の湧水、ダム湖のさらに上流には大ヨケの滝、有間渓谷観光釣り場、ダムの下流側に飯能市営の日帰り入浴施設「さわらびの湯」、があります。
「名栗カヌー工房」では、カヌー体験(インストラクターによるレクチャーの後、カヌー体験)、カヌーレンタル(完全予約制)も実施。
名栗カヌー工房は、平成16年に設立された特定非営利活動法人で、カヌー体験教室はもちろん、西川材の有効活用による手作りカヌー製作教室、さらにはワカサギ卵放流、ブラックバス駆除などの活動も実施(同じ飯能市にある宮沢湖畔「メッツァビレッジ」内にオープンした工房「ソグベルグ」も名栗カヌー工房が運営)。
11月〜3月は、ボート限定でワカサギ釣りが解禁。
釣り場は名栗カヌー工房の下流側のワンドで、ロープに係留して釣りを楽しむ仕組み(入間漁業協同組合の管轄で名栗カヌー工房などで受付)。
例年、埼玉県民の日に「豊かで輝く県土づくりキャンペーン」行事として、「有間ダムと名栗湖探検隊」を開催されています。
名栗湖(有間ダム) | |
名称 | 名栗湖(有間ダム)/なぐりこ(ありまだむ) |
所在地 | 埼玉県飯能市下名栗1830-4 |
関連HP | 有間ダム(埼玉県)公式ホームページ |
ドライブで | 圏央道狭山日高ICから約24km |
駐車場 | あり |
問い合わせ | 有間ダム管理所 TEL:042-979-0914/FAX:042-979-0087 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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