埼玉県さいたま市大宮区寿能町、見沼区にまたがり、芝川沿いに広がる公園が、大宮第二公園。大宮公園の東側に少し離れて位置し、北の大和田公園、南の大宮第三公園と一体化して広大な園地が広がっています。毎年2月中旬〜3月に『梅まつり』、『大陶器市』(全国大陶器市振興組合主催)も開催。
芝川第七調節池周辺にはのどかな光景が広がる
「産業道路」と通称される埼玉県道35号(川口上尾線)東側、見沼代用水西縁と芝川の間、見沼田んぼ区域に昭和55年に開設された都市公園が、大宮第二公園。
芝川側には芝川第七調節池(芝川見沼第七調整池)があり(池の形から、ひょうたん池と呼ばれています)、洪水に備えていますが、普段は湧水池広場になっています。
梅林(紅梅、白梅、しだれ梅など520本を植栽)、日本庭園、菖蒲園、アジサイ園、花と緑の祭典グリーンハーモニー記念の森、チビッコ広場(複合遊具などがあります)、テニスコート、軟式野球場などがあります。
大宮競輪、サッカー開催時には、多目的広場が駐車場に変身しています。
芝川第七調節池の役割とは!?
芝川は、桶川市北1丁目地内を水源とし、川口市領家で荒川に合流する全長35kmの一級河川・荒川水系の河川。
昭和33年9月、台風22号(狩野川台風)で見沼全域が冠水、溢れた水は下流の川口市一帯が胸元まで浸水するという被害を生み出しました。
その後、洪水調整池計画が持ち上がりますが、その多くが市街化とともにたち消えとなり、第七調整池のみが残存し、下流の第一調整池とともに防災基地として機能しているのです。
洪水防止のため、見沼第七調整池、そして広大な芝川第一調節池を目下、拡幅中です。
よく見ると芝川の堤防の一部が低くなっている越流堤で、洪水時には周辺に溢れ出す前に調整池に水流が流れ込み、芝川下流へと流れる水量を減らす仕組みです。
水位が下がると、自然排水樋管と排水機場から芝川に水が戻され、普段の姿に戻るのです。
大宮第二公園 | |
名称 | 大宮第二公園/おおみやだいにこうえん |
所在地 | 埼玉県さいたま市大宮区寿能町2-405 |
関連HP | 埼玉県公園緑地協会公式ホームページ |
電車・バスで | 東武鉄道大宮公園駅から徒歩20分 |
ドライブで | 首都高速埼玉大宮線新都心西出口から約3km |
駐車場 | 327台/無料 |
問い合わせ | 大宮第二・第三公園管理事務所 TEL:048-642-2228/FAX:048-645-0587 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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