旧田中家住宅

旧田中家住宅

埼玉県川口市末広1丁目、国道122号沿いにある瀟洒な洋館が、旧田中家住宅。大正12年築の木造レンガ造り3階建の洋館と、昭和9年に増築された和館からなる邸宅で、川口市立文化財センターの分館として見学が可能(建物は国の重要文化財)。田中家は代々味噌醸造業と材木商を営んだ川口の名家です。

田中家が迎賓館として建設した建物が、国の重要文化財に

田中家は江戸時代までは農業を営んでいましたが、明治維新後に麦味噌醸造と材木商に転身。
近くを芝川が流れていますが、川口の地場産業である鋳物や、地元で産する高品質の麦を使った麦味噌の出荷などには、この芝川の舟運が利用されたのです。
田中家前の芝川には河岸(かし)があり、そこで荷揚げや搬出が行なわれました。

3階建ての洋館は、ルネッサンス様式の流れをくむ大正時代の本格的洋風住宅で、4代目・田中徳兵衞が迎賓館として建設したもの。
数寄屋造りの和館と連接し、北側に蔵棟、南に台所が配されています。

設計は櫻井忍夫で、地元の職人が建築に携わっています。
国の重要文化財に指定されるのは、洋館、和館、明治末年頃の築と推測できる文庫蔵(旧仕込倉)、そして煉瓦塀。

洋館の1階は、帳場、応接室、階段など、2階と3階は座敷や広間です。
茶室、池泉回遊式の日本庭園もあり、優雅な雰囲気を醸し出しています。

旧田中家住宅
名称 旧田中家住宅/きゅうたなかけじゅうたく
所在地 埼玉県川口市末広1-7-2
関連HP 旧田中家住宅公式ホームページ
電車・バスで 埼玉高速鉄道川口元郷駅から徒歩7分、JR川口駅から徒歩20分
ドライブで 首都高速東領家ICから約3km
駐車場 13台/無料
問い合わせ 川口市立文化財センター TEL:048-222-1061/FAX:048-222-2007
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
川口市立文化財センター

川口市立文化財センター

埼玉県川口市本町1丁目、国道122号沿いのUR都市機構UR賃貸住宅の2階・3階部分が、川口市立文化財センター。川口市内の貝塚などの遺跡から出土した土器などの遺物、近世に日光御成道の宿場として栄えた史料、そして地場産業である鋳物文化などを詳し

 

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