川口神社

川口神社

埼玉県川口市金山町にある川口の総鎮守社が、川口神社(かわぐちじんじゃ)。社伝によれば、天慶年間(938年〜 947年)、足立郡司と武蔵国衙(むさいこくが)の判官代・武蔵武芝(むさしのたけしば)が創建という古社で、往時は氷川神社、氷川大明神と称していました。

氷川神社が、周辺の神社を合祀して川口神社に

8代将軍・徳川吉宗の享保の改革で、享保12年(1727年)、井沢弥惣兵衛(いざわやそべえ)が見沼溜井の堤を開削し、見沼新田を開発しますが、その際、芝川は排水路として活用されます。
芝川と荒川堤防との間の落口の門樋(水門)工事で(現在の本町1丁目、門樋橋近くにありました)、工事成功祈願の後、成功の運びとなったことから神恩に感謝して奉納された神鏡は、川口市の文化財となっています。
このことから、江戸時代から鎮守社として尊崇されていたことがよくわかります。
江戸時代には延命寺が別当(神社を管理する寺)でしたが、明治初年の神仏分離、廃仏毀釈の荒波で廃寺になっています。

明治初年の神社合祀(村社に指定されない雑社の合併整理)で川口の菅原道真を祀る天神社、稲荷社3社、鋳物師たちの尊崇する(金山権現社)を順次合祀し、明治42年、社名を川口神社としています。

そのため、広い境内には梅ノ木天神社、金山神社、三社合殿(杉山稲荷神社、第六天社、石神井社)、金刀比羅社、八雲社、浅間神社(富士塚)などの境内社が建っています。
八雲社の社殿は、宝永4年(1707年)、金山権現社の社殿として建立されたもので、現存する川口市内最古の建築物となっています。

境内の片隅に保存された狛犬(こまいぬ)は、文久元年(1861年)に奉納されたもので、石工は天明2年(1782年)創業の石工屋の小川長四郎。
拝殿前の狛犬は、8代目となる小川長四郎(全国石材技能士会会長)の作で、小川石材店(川口市川口1丁目)として、今も代々が小川長四郎を名乗っているのです。

川口神社例祭は10月19日・20日、境内社の金山神社例祭は、5月第2土曜。
毎年12月15日の『大歳祭』は、『おかめ市』の名で知られ、川口駅前から神社にかけて多数の露店が出店して賑わいます。

川口神社
宝永4年(1707年)、金山権現社の社殿として建立された八雲社
川口神社
文久元年(1861年)奉納の狛犬
川口神社
名称 川口神社/かわぐちじんじゃ
所在地 埼玉県川口市金山町6-15
関連HP 川口神社公式ホームページ
電車・バスで JR川口駅・埼玉高速鉄道川口元郷駅から徒歩10分、
ドライブで 首都高速鹿浜橋IC・東領家ICから約4km
駐車場 8台/無料
問い合わせ 川口神社 TEL:048−222−2342
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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