初詣、280万人の人出予想の浅草寺、1月5日の『牛玉加持会』にも注目を!

浅草寺・初詣

例年280万人を超える関東屈指の人出となる、浅草寺(せんそうじ/東京都台東区)の初詣。本堂では元旦〜1月7日まで『新年大祈禱会』(しんねんだいきとうえ)元旦〜1月7日が執り行なわれますが、1月5日には『牛玉加持会』(ごおうかじえ)があり、この日だけという「牛玉札」が授与されます。

『新年大祈禱会』は1月1日〜1月7日に

浅草寺・初詣

浅草寺では大晦日の夕刻から「正月に修する法会」の修正会(しゅしょうえ)が始まり(1月6日まで)、赤い鬼の面を持った僧と柳の杖を持った僧の2人が「追儺」の儀式『鬼遣らい』を執り行ないます。
『新年大祈禱会』は1月1日〜1月7日、30分あるいは1時間ごとに営まれます。
まず、名前と願いごと(願旨)を記した祈祷札を申し込み、本堂内陣に上がって僧侶が『観音経』を読経、加持祈祷を行なった後に、祈祷札を授かる仕組み。
厳かな祈祷は、1年の始まりに最適です。

1月5日の『牛玉加持会』は、ご本尊の種字(観音様を表す梵字)を刻んだ宝印(印判)を額に押し、宝印の力によって災難を除き、極楽往生が約束されるという儀式。
この法会だけ、「牛玉札」が授与されるという注目の儀式で、「牛玉札」は火防・盗難除にもご利益があるとか。

ちなみに、浅草寺のおみくじは「観音百箋(かんのんひゃくせん)」という平安時代から伝わる伝統的なおみくじなので、ぜひチャレンジを。
「浅草寺のおみくじは凶が出やすい」といわれますが、実は「凶」が出る確率が30%という高確率です。

浅草寺・初詣
初詣、280万人の人出予想の浅草寺、1月5日の『牛玉加持会』にも注目を!
所在地 東京都台東区浅草2-3-1
場所 浅草寺
関連HP 浅草寺公式ホームページ
電車・バスで 東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス浅草駅から徒歩5分
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
浅草寺

浅草寺

東京都台東区浅草(あさくさ)にある東京で最古の寺が浅草寺(せんそうじ)。本尊は聖観世音菩薩で浅草観音とも通称されています。浅草のシンボル雷門から参道の仲見世を抜けると宝蔵門、左手には五重塔、そして正面に大本堂があります。今も「浅草の観音様」

浅草寺のおみくじ

【知られざるニッポン】vol.78 浅草寺のおみくじに凶が多いのは本当!?

浅草寺(せんそうじ/東京都台東区)のおみくじは、凶が出やすいといわれていますが、実はこれは真実。江戸時代に定められたという「観音百籤」(かんのんひゃくせん)に従っておみくじの大吉、吉、半吉、小吉、末小吉、末吉、そして凶の割合が定められていて

 

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