三井寺(みいでら/正式名は園城寺)は天台寺門宗の総本山で、東大寺、延暦寺、興福寺と並んで日本四箇大寺にひとつに数えられる名刹。金堂西側に建つ閼伽井屋(あかいや)には天智天皇(中大兄皇子)、天武天皇(大海人皇子)、持統天皇(女帝)が誕生の際に産湯に用いたという伝説の「三井の霊泉」が湧いています。
この霊泉が湧くことが「御井(みい)の寺」という名の由来
金堂西側に金堂に寄り添うように建っているのが閼伽井屋。
閼伽(あか)とは、仏教において仏前などに供養される水のことを意味する言葉。
ここに湧く霊泉により「御井(みい)の寺」と呼ばれたのが寺の名の由来です。
また、井泉を護る建物は1600(慶長5)年の建立で、左甚五郎作という龍の彫刻が施され国の重要文化財。
この閼伽井屋を取り囲むように築かれた閼伽井石庭は、奈良時代の作庭と伝えられる石組みで、「日本最古の庭園」とも。
三井寺・閼伽井屋 | |
名称 | 三井寺・閼伽井屋/みいでら・あかいや |
所在地 | 滋賀県大津市園城寺町246 |
関連HP | 三井寺公式ホームページ |
電車・バスで | 京阪石山坂本線三井寺駅から徒歩12分 |
ドライブで | 名神高速道路大津ICから約3.5km |
駐車場 | 園城寺駐車場(350台/有料) |
問い合わせ | 三井寺(園城寺)TEL:077-522-2238 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag