万人講常夜燈

万人講常夜燈

滋賀県甲賀市土山町、江戸時代に四国・象頭山金毘羅大権現への金毘羅参りの講中が道中の安全を祈願して建立したもので重さ38t、高さ5m44cmの自然石の常夜燈。東海道の難所のひとつ鈴鹿峠を越える旅人の道中安全を見守ってきた常夜灯で、国道1号鈴鹿トンネルの工事で鈴鹿トンネルの真上に移築されたもの。

金毘羅参りの講中が建立した常夜灯

万人講常夜燈

石材は近江国甲賀郡山中村高幡山天ヶ谷(現在の滋賀県甲賀市土山町山中)から運び出され、地元の山中村をはじめ、坂下宿や甲賀谷の人々の奉仕によって完成。

讃岐国(香川県)象頭山(ぞうずさん)の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の金毘羅大権現。
江戸時代後期の天保年間(1831年〜1845年)には最盛期を迎え、伊勢参宮と並ぶまでになったのです。
伊勢参宮の伊勢講と同様に、講が組織され、信仰の象徴として常夜灯が参詣者の往来した街道など各地に建立。
丸亀街道など香川県内には今も数多く現存していますが、東海道のものは貴重です。
鈴鹿峠の万人講常夜燈は、正徳年間(1711年~1716年)の造立とされ、ブームよりも以前から、金毘羅参りが隆盛していたことがよくわかります。

峠の麓に位置する土山宿(つちやましゅく)には、自然石では日本屈指という高さ10mの「平成万人灯」が建てられ、宿場町のシンボルになっています。
土山宿は、東海道五十三次、江戸から数えて49番目の宿場で、伊勢国・坂下宿との間が、近江・伊勢国境の鈴鹿峠。
「坂は照る照る 鈴鹿は曇る あいの土山 雨が降る」と『鈴鹿馬子唄』にも歌われています(鈴鹿峠を境に伊勢側と近江側では天候が大きく異なることを歌ったもの/解釈には諸説あります)。

万人講常夜燈
名称 万人講常夜燈/まんにんこうじょうやとう
所在地 滋賀県甲賀市土山町山中
関連HP 甲賀市観光まちづくり協会公式ホームページ
電車・バスで JR貴生川駅からあいくるバス田村神社、大河原行きで30分、近江土山下車、あいくるバス熊野神社行きに乗り変え10分、熊野神社下車、徒歩20分
ドライブで 新名神高速道路甲賀土山ICから約11km。名神高速道路栗東湖南ICから約34km
駐車場 5台/無料
問い合わせ 甲賀市観光まちづくり協会 TEL:0748-60-2690
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
道の駅あいの土山

道の駅あいの土山

滋賀県甲賀市土山町にある道の駅が道の駅あいの土山。東海道を江戸から数えて49番目の宿場が土山宿。宿場近くを走る国道1号沿いの道の駅で、土山茶、焼杉細工、地元産の野菜などを直売する物産館が中心施設。「あいの土山」の名は、「坂は照る照る 鈴鹿は

 

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