滋賀県甲賀市信楽町神山(こうやま) を流れる神有川に懸かる鶏鳴八滝(けいめいはちたき)のうち、最大の滝が落差13mの鶏鳴の滝。瀑布群の東にそびえる信楽の最高峰、笹ヶ岳(738.5m)の残上にある廃寺の閼伽池(あかいけ)から、元旦に黄金の鶏が現れ、新年の幸を告げるという伝説にちなんだ名前です。
鶏鳴八滝の主瀑で落差13m、幅11mの美しい滝
平成21年に鶏鳴の滝以外の7つの滝に名前を付けようと、地元「神山いい顔づくり委員会」が名称を公募し、下流から順に、初音の滝(はつねのたき)、垂尾の滝(しだりおのたき)、白神の滝(しらがみのたき)、白蛇の滝(びゃくじゃのたき)、白布の滝(はくふのたき)、岩しだれの滝、神有の滝(かみありのたき)の7つの名前が決められています。
鶏鳴の滝は、4番目、つまり、白神の滝と白蛇の滝の間に位置しています。
鶏鳴八滝の激流を、発電に活かそうと大正3年に信楽水力電気が設立され、大正6年4月に神山発電所が建設されましたが昭和28年8月に多羅尾豪雨で破壊され、鶏鳴の滝の上流部に石組みの貯水ダム跡が残るのみとなっています。
駐車場から鶏鳴の滝までは徒歩15分〜20分。
鶏鳴の滝 | |
名称 | 鶏鳴の滝/けいめいのたき |
所在地 | 滋賀県甲賀市信楽町神山 |
電車・バスで | 信楽高原鐵道信楽駅からタクシーで15分 |
ドライブで | 新名神高速道路信楽ICから約11km |
駐車場 | 5台/無料 |
問い合わせ | 信楽町観光協会 TEL:0748-82-2345/FAX:0748-82-2551 |
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