安土城 摠見寺三重塔

安土城 摠見寺三重塔

安土城の家臣などが登城に使った百々橋口に織田信長が創建した寺が、摠見寺。天正3年(1575年)〜天正4年(1576年)、甲賀の長寿寺(現・滋賀県湖南市)から移築したもので、国の重要文化財に指定されています。

室町時代中期築の三重塔が現存

安土城 摠見寺三重塔

この三重塔は三間三重の塔で、屋根は本 瓦葺きである。
棟柱に「享徳三年(1454年)建立、天文二十四年(1555年)修理」の墨書きがあります。
慶長9年(1604年)、豊臣秀吉の子、秀頼が修理しています。
大正3年9月、突然3層目の屋根と1・2階の軒が崩落しましたがすぐに修復されています。

安土城 摠見寺三重塔
名称安土城 摠見寺三重塔/あづちじょう そうけんじさんじゅうのとう
所在地滋賀県近江八幡市安土町下豊浦
関連HP織田信長の安土城址と摠見寺公式ホームページ
電車・バスでJR琵琶湖線安土駅から徒歩25分
ドライブで名神高速道路蒲生スマートICから約11km。竜王IC、八日市ICから約14km
駐車場特別史跡安土城跡前駐車場(150台/有料)
問い合わせ安土駅前観光案内所 TEL:0748-46-4234/FAX:0748-46-4234
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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