安土城 摠見寺二王門

安土城 摠見寺二王門

安土城築城に伴って、織田信長が安土城内の百々橋口道に築いた真言宗の寺が摠見寺。二王門は摠見寺創建時に近江国甲賀郡柏木神社(現・滋賀県甲賀市水口町)から移築したと伝わり、国の重要文化財に指定されています。創建当時は真言宗の寺でしたが、江戸時代に臨済宗に転じています。

門に祀られる金剛力士立像も国の重要文化財

安土城 摠見寺二王門
安土城 摠見寺二王門

二王門の棟木に、「元亀二年(1571年)七月甲賀武士 山中俊好(やまなかとしよし)建立」とあり、甲賀から安土城に移されたことがわかります。

山中俊好は、甲賀五十三家で、六角氏の家臣。
元亀元年(1570年)、六角氏に従い信長に抗戦するも敗北、その後、織田信長に従っています。

二王門に祀られる木造金剛力士立像は、頭部の内側に応仁元年(1467年)因幡院朝作と記され、国の重要文化財に指定されています。
像高は212.8cm(阿形)、211.5cm(吽形)。

往時には七堂伽藍がありましたが、江戸時代の火災で二王門、三重塔を残して往時の建物を失っています。
中世の山城の中に七堂伽藍を配する寺を築く例は、ほかにはありません。
同時期、信長は比叡山などと対立しているので、仏教に目覚めたわけではありません。
摠見寺には、盆山(ぼんさん)という石を御神体として置き、信長の誕生日には人々参詣させ拝むよう命令しています。
自らが祀られる神となることで、仏教界への圧力としたのです。
家康と秀吉は死して神となりましたが、逆に信長は生きている時に自らが崇められる立場になるように仕向けているのです。
 

安土城 摠見寺二王門 DATA

名称 安土城 摠見寺二王門/あづちじょう そうけんじにおうもん
所在地 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦
関連HP 近江八幡観光物産協会公式ホームページ
電車・バスで JR琵琶湖線安土駅から徒歩25分
ドライブで 名神高速道路蒲生スマートICから約11km。竜王IC、八日市ICから約14km
駐車場 特別史跡安土城跡前駐車場(150台/有料)
問い合わせ 安土駅前観光案内所TEL:0748-46-4234/FAX:0748-46-4234
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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