近江八幡市立資料館(郷土資料館)

近江八幡市立資料館(郷土資料館)

滋賀県近江八幡市新町、国の重伝建(近江八幡市八幡伝統的建造物群保存地区)に選定される一角に建つミュージアムが、近江八幡市立資料館(郷土資料館)。昭和28年、ヴォーリズ建築事務所が改築した旧八幡警察署の建物を再生したもので、建物自体も見学の価値があります。

建物にはヴォーリズ建築の意匠が!

近江八幡市立資料館(郷土資料館)

近江八幡市立資料館は、「郷土資料館」、森五郎兵衞の控宅を再生した「歴史民俗資料館」、重要文化財旧西川家の3館で構成されるミュージアム。
そのうち「郷土資料館」は、かつて安南(ベトナム)で活躍した近江商人・西村太郎右衛門(にしむら たろうえもん)邸跡の屋敷地に昭和49年に開館した郷土史関係のミュージアムです。

八幡警察署は、明治19年に西村太郎右衛門邸跡跡に創建、昭和28年にヴォーリズ建築事務所の手によって現在の形となり、煙突や窓枠など、ヴォーリズ建築の意匠を見ることができます。

館内には、近江八幡市内の考古・民俗・美術工芸・文書などが常設展示されています。

昭和19年に、近江兄弟社を設立したウィリアム・メレル・ヴォーリズ(William Merrell Vories/昭和39年没)と満喜子夫人が晩年に暮らした住宅(昭和7年築/旧ヴォーリズ夫妻邸)はヴォーリズ記念館(一柳記念館)として現存しています。

安南(ベトナム)に渡った西村太郎衛門とは!?

慶長8年(1603年)、西村家初代・西村嘉右衛門の次男として生誕(兄が2代嘉右衛門を襲名)。
20歳の時に角倉素庵(すみのくらそあん=角倉了以の子)の御朱印船で長崎から安南(ベトナム)に渡り(渡航方法は定かでありません)、正保4年(1647年)、帰国を試みて長崎へとやってきますが、鎖国政策で入国を許されず、安南(ベトナム)の地で没しています。

長崎で故郷への思いを託し、絵師・菱川孫兵衛に描かせ、故郷・近江八幡の日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)へ奉納した絵馬『安南渡海船額』は国の重要文化財に指定(「正保四年丁亥三月吉日安南国居住西村太郎右衛門菱川孫兵衛筆」の墨書があります)。

近江八幡市立資料館(郷土資料館)
名称 近江八幡市立資料館(郷土資料館)/おうみはちまんしりつしりょうかん(きょうどしりょうかん)
所在地 滋賀県近江八幡市新町2-22
関連HP 近江八幡市公式ホームページ
電車・バスで JR近江八幡駅から近江鉄道バスで小幡町資料館前下車、徒歩すぐ
ドライブで 名神高速道路竜王IC、蒲生スマートICから約12km
駐車場 市営小幡観光駐車場(83台/有料)
問い合わせ 近江八幡市立資料館 TEL:0748-32-7048/FAX:0748-32-7051
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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