鏡山

鏡山

佐賀県唐津市の東端、虹の松原の南に位置し、頂上に平坦地をもつ風雅な山容の山が鏡山。標高は283.6mとさほどではありませんが、眼下に広がる虹の松原はもちろん、松浦潟越しの唐津湾、玄界灘、そして遠くは壱岐の島をも望むことができる唐津市きって展望台。鏡山という山名の由来は、神功皇后が山頂に鏡を祀ったことに由来。

2つの展望台から虹の松原を一望に!

鏡山

宣化天皇2年(537年)、松浦佐用姫(まつらさよひめ)が、朝鮮半島の騒乱(新羅がヤマト王権の友好国・任那に侵入したため任那・百済救援軍を派遣)へ船出する大伴狭手彦(おおとものさでひこ)を愛(いと)おしみ、鏡山の頂上から領巾を振り名残りを惜しんだという松浦佐用姫の伝説にちなんで領巾振山(ひれふりやま)とも呼ばれています。

山上憶良(やまのうえのおくら)の「遠つ人松浦佐用姫夫恋(まつらさよひめつまごい)に領巾振りしより負える山の名」との歌が『万葉集』にも収録され、さらに奈良時代に編纂された『肥前国風土記』にも狭手彦(さでひこ)と領巾を振りながら別れた弟日姫子(おとひめこ)の話が収録されていることから、古(いにしえ)からの伝承であることがよくわかります。

鏡山山頂に鎮座する鏡山稲荷神社は、神功皇后が三韓遠征の際、戦勝を祈願した地と伝わっています。
山上の展望台は西側に鏡山展望台、東側にひれふり展望台の2ヶ所あり、ともに虹の松原方面の雄大な眺望が広がります。
鏡山稲荷神社前の駐車場に車を入れ、西に歩けば松浦佐用姫像のある鏡山展望台、東に歩けばひれふり展望台ということに(いずれも徒歩10分以内です)。

鏡山の山上まで通じる佐賀県道250号(鏡山公園線)の5kmは格好のドライブコースとなっており、休日は多くの人で賑わいをみせます。
鏡山の北東麓には5世紀前半~中頃に築造されたと推測される横田下古墳(よこたしもこふん/国の史跡)があり朝鮮半島に源流をもつ横穴式石室が発見されています。

名称 鏡山/かがみやま
所在地 佐賀県唐津市鏡
関連HP 唐津市公式ホームページ
電車・バスで JR東唐津駅からタクシーで15分
ドライブで 西九州自動車道(福岡前原道路)前原東ICから約25km
駐車場 130台/無料
問い合わせ 唐津市都市計画課公園管理係 TEL:0955-72-9250
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

虹の松原

三保の松原(静岡県)、気比の松原(福井県)と並び、「日本三大松原」に数えられる景勝地で国の特別名勝になっているのが唐津市の虹の松原。松浦川の河口から浜玉町にかけて5km、幅400m〜700mで、230haにも渡る長大な松原が続いています。「

 

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