三角西港・九州海技学院(旧宇土郡役所)

三角西港・九州海技学院(旧宇土郡役所)

熊本県宇城市にある三角西港は、世界遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産のひとつ。三角西港を見下ろす高台に建つ宇城市立九州海技学院は、旧宇土郡役所を再生したもの。明治35年に宇土郡役所として熊本県が建てた擬洋風建築(木造平屋建て)の建物で、国の登録有形文化財に指定。

宇土郡役所として建てられた擬洋風建築

現在は、全国で唯一の自治体経営である海技学院(宇城市立九州海技学院)として、3級から6級海技士の免許講習などを行なっています。

内部の床は板張り、壁と天井はしっくい塗り。
半円形アーチのついた縦長の窓は上下に開閉する仕組みで、日本人大工が洋風建築を吸収していたことがわかります。

三角西港・九州海技学院(旧宇土郡役所)
名称 三角西港・九州海技学院(旧宇土郡役所)/みすみにしこう・きゅうしゅうかいぎがくいん(きゅううどぐんやくしょ)
所在地 熊本県宇城市三角町三角浦
関連HP 宇城市公式ホームページ
電車・バスで JR三角駅から徒歩30分
ドライブで 九州自動車道松橋ICから約30km
駐車場 第1駐車場(30台/無料)・第2駐車場(9台/無料)・第3駐車場(7台/無料)・第4駐車場(27台/無料)・来場者用臨時駐車場(27台/無料)
問い合わせ 宇城市まちづくり観光課 TEL:0964-32-1111
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
三角西港

三角西港

宮城県の野蒜港、福井県の三国港と並ぶ明治三大築港のひとつ三角西港は、宇土半島の西端、熊本県宇城市の港湾。明治20年に3年以上の歳月をかけ、当時の国家的事業として内務省嘱託オランダ人技師ローウェンホルスト・ムルデルによって築かれた港で、世界文

 

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