佐賀県唐津市にある豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に築かれた、当時、大坂城に次ぐ大規模な城跡が名護屋城。佐賀県立名護屋城博物館前にある駐車場から観光案内所を通り、名護屋城へと入る部分が、城の正面玄関にあたる大手口。大手口を起点に南に向かって唐津に通じる軍用道路・太閤道(たいこうどう)が伸びていました。
名護屋城の正面玄関が大手口
向かって右側にある石垣が櫓台の石垣で、平成4年度の発掘調査で櫓台下の東側広場から掘立柱(ほったてはしら)跡が見つかっています。
大手口前には、旗竿石、そして深さ1.6mの井戸の遺構も残されていますが、調査の際にも水が湧き出したことから、浅い層に地下水脈があることが推測できます。
大手口→東出丸→三の丸→本丸大手門→本丸・天守台というのが登城ルートになります。
名護屋城・大手口 | |
名称 | 名護屋城・大手口/なごやじょう・おおてぐち |
所在地 | 佐賀県唐津市鎮西町名護屋 |
関連HP | 肥前名護屋城歴史ツーリズム協議会公式ホームページ |
電車・バスで | JR唐津駅大手口バスセンターから昭和バス波戸岬行きで40分、名護屋城博物館入口下車、徒歩5分。またはタクシーで30分 |
ドライブで | 九州自動車道福岡ICから約75km |
駐車場 | 名護屋城跡大手門駐車場(60台/無料) |
問い合わせ | 名護屋城跡観光案内所 TEL:0955-82-5774 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag