静岡市街(静岡平野)に岬のように突き出した賤機山(しずはたやま)の南端、静岡浅間神社の境内に位置するのが賤機山古墳。標高50mほどの尾根筋に築かれた直径32m、高さ7mの円墳で、内部には巨石を組んだ横穴式の石室(せきしつ)が造られています。復元整備され、石室内部を外側から見学ができます。
6世紀に駿河を支配した豪族の墓
盗掘により荒らされており、一部の副葬品しか出土していません。
副葬品として出土したものは、須恵器、土師器などの土器、武具(挂甲)、武器(大刀・鉄鏃など)、装身具(金銅製冠帽・金環など)、馬具(金銅製歩揺付飾金具・鞍金具など)です。
石室内部は、8:00〜18:00の間、照明されています。
出土品は、隣接する(静岡浅間神社境内)静岡市文化財資料館に収蔵展示されています。
ちなみに、墳丘の上は危険なため上ることはできません。
賤機山古墳 | |
名称 | 賤機山古墳/しずはたやまこふん Shizuhatayama Tomb |
所在地 | 静岡県静岡市葵区宮ケ崎町102-1 |
関連HP | 静岡市公式ホームページ |
電車・バスで | JR静岡駅から静鉄駿府浪漫バス(市内循環レトロバス)で10分、浅間神社下車、すぐ |
ドライブで | 東名高速道路静岡ICから約5.6km。新東名高速道路新静岡ICから約7km |
駐車場 | 静岡浅間神社駐車場(80台/30分まで無料) |
問い合わせ | 静岡市文化財課 TEL:054-221-1069/静岡市文化財資料館 TEL:054-245-3500 |
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