静岡県浜松市天竜区佐久間町にあるJR飯田線の駅が、佐久間駅。昭和11年11月10日、三信鉄道の佐久間水窪口停留場(さくまみさくぼぐちていりゅうじょう)として開業した駅で、昭和16年に佐久間駅に改称。図書館を併設したユニークな駅舎は、中部の駅百選にも選定。
図書館を併設したユニークな駅は、中部の駅百選に選定
現在の駅舎は、平成元年6月22日完成で、浜松市立佐久間図書館を兼ねたモダンな建物です。
単式ホーム1面1線を有する地上駅で、無人駅。
かつての佐久間町の玄関駅で、飯田線の普通列車、快速(上りのみ運転、豊橋行き)が停車。
図書館でもきっぷの販売は行なっていません。
平成19年に佐久間中学校が中部天竜駅近くに移転し、現在では1日平均乗車人員も一桁という駅ですが、図書館としての機能を有しているため、町のコミュニティの中心的な存在にもなっています。
図書館を駅舎に併設するというのは佐久間中学校の生徒の発案で、JR東海と佐久間町が協力して駅舎と図書館が一体となった建物を建設したのです。
ドライブ途中で、ファミリーで立ち寄るにも最適。
天竜川を隔てた対岸には佐久間第二発電所があり、佐久間ダムで取水した水で発電、佐久間発電所、佐久間第二発電所の発電量は、一般水力における年間総発電量日本一を誇っています。
佐久間駅の北西には佐久間ダムがありますが、最寄り駅は中部天竜駅(特急停車駅)で、中部天竜駅からでも佐久間ダムまで徒歩だと1時間弱かかります。
佐久間駅 | |
名称 | 佐久間駅/さくまえき |
所在地 | 静岡県浜松市天竜区佐久間町佐久間 |
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