豊楽寺・薬師堂
高知県長岡郡大豊町にある真言宗智山派の寺、豊楽寺(ぶらくじ)。豊楽寺は聖武天皇の勅願で行基開山と伝わる古刹ですが、本尊・薬師如来坐像、脇仏・阿弥陀如来坐像、釈迦如来坐像を安置する薬師堂(本堂)は、平安時代末期建立と推測さ…
高知県長岡郡大豊町にある真言宗智山派の寺、豊楽寺(ぶらくじ)。豊楽寺は聖武天皇の勅願で行基開山と伝わる古刹ですが、本尊・薬師如来坐像、脇仏・阿弥陀如来坐像、釈迦如来坐像を安置する薬師堂(本堂)は、平安時代末期建立と推測さ…
愛媛県松山市にある真言宗豊山派の寺、大宝寺。大宝寺・本堂は、鎌倉時代前期の建立と推定される現存する愛媛県最古の建築物で国宝。平安時代末期の末法思想を背景に、浄土信仰隆盛に伴って建てられた阿弥陀堂で、本尊の阿弥陀如来坐像(…
愛媛県松山市石手2丁目、四国八十八箇所第51番札所の石手寺・二王門は、『伊予古蹟志』に、河野通継(かわのみちつぐ/生没年不詳)が文保2年(1318年)に建立したと記され、国宝。入母屋造り、本瓦葺き、三間一戸の楼門です。門…
愛媛県松山市太山寺町、四国八十八ヶ所霊場第52番札所の伽藍エリアにある太山寺・本堂は、発見された墨書から嘉元3年(1305年)の建立であることが確認され、国宝。入母屋造り(いりもやづくり)、本瓦葺きで木造建築としては愛媛…
京都市東山区にある臨済宗の東福寺派大本山、東福寺。京都五山の第四位の禅寺で、日本最古にして最大級の伽藍から「東福寺の伽藍面」(がらんづら)ともいわれるほど。参詣者を迎える壮大な三門は、応永32年(1425年)、室町幕府4…
兵庫県神戸市西区にある天台宗の古刹、太山寺。現存する太山寺・本堂は、弘安8年(1285年)の火災で焼失後、永仁年間(1293年~1299年)に再建されたもので、神戸市では唯一の国宝建築物になっています。桁行7間、梁間6間…
香川県三豊市にある高野山真言宗の寺、本山寺(もとやまじ)。大同2年(807年)、平城天皇の勅願により、空海が一夜にして本堂を建立したと伝わる古刹で、四国八十八ヶ所霊場第70番札所。山号は七宝山、本尊は四国霊場で唯一の馬頭…
国道354号(例幣使街道)とそのバイパスに挟まれた群馬県高崎市綿貫町にある前方後円墳が綿貫観音山古墳。南東側を前に美しい姿を留めており、周辺は群馬県内初の史跡公園として整備されています。発掘された金銅製品などは、6世紀後…
高知県大豊町(おおとよちょう)にある真言宗智山派の寺で、柴折薬師とも呼ばれるのが豊楽寺(ぶらくじ)。神亀元年(724年)、行基創建と伝えられる古刹で、正式名は大田山大願院豊楽寺。鳳来寺山峰薬師(鳳来寺/愛知県)、日向薬師…
奈良県奈良市秋篠町にある古刹が秋篠寺(あきしのでら)。光仁天皇の勅願寺で、奈良時代末に平城京の西北端、秋篠の里に建てられましたが、保延元年(1135年)の火災により主要な伽藍を焼失。現存する本堂は創建時の講堂跡に鎌倉時代…
奈良県奈良市般若寺町にある真言律宗の古刹が般若寺(はんにゃじ)。寺伝によれば、舒明天皇元年(629年)、高句麗(コグリョ)の僧・慧灌(えかん)が創建し、天平7年(735年)、聖武天皇が伽藍を建立したという。創立伝承は異説…
奈良県奈良市忍辱山町(にんにくせんちょう)、奈良と柳生を結ぶ柳生街道随一の名刹が忍辱山円成寺(にんにくせんえんじょうじ)。天平勝宝8年(756年)、聖武天皇と孝謙天皇の勅願で、渡来僧・鑑真(がんじん)の弟子・虚瀧(ころう…
和歌山県海南市にある天台宗の寺が善福院(ぜんぷくいん)。鎌倉時代初期の建保3年(1215年)、臨済宗を開いた栄西が廣福寺五ヶ院のひとつ、宝遊山廣福禅寺として創建。安土桃山時代には加茂氏の菩提寺として栄えましたが、明治の廃…
長崎県長崎市にある江戸時代初期に華僑(かきょう)が創建した唐寺のひとつで、興福寺、福済寺とともに「長崎三福寺」に数えられるのが崇福寺(そうふくじ)。第一峰門(だいいっぽうもん)は、元禄8年(1695年)再建の中門で、建材…
長崎県長崎市にある黄檗宗の古刹、崇福寺(そうふくじ)。寛永6年(1629年)、長崎で貿易に従事する福州出身の唐人たちの要望で、超然(ちょうねん)が招聘されて建立した、黄檗宗の寺院。興福寺、福済寺とともに「長崎三福寺」のひ…
岐阜県多治見市虎渓山町にある臨済宗南禅寺派の名刹、永保寺(えいほうじ)。山号の虎渓山(こけいざん)の名称は景色が中国江西省の廬山(ろざん)の麓にある絶景の地・虎渓(こけい)に似ていることに由来。正和2年(1313年)に守…
守護大名・土岐頼貞(ときよりさだ)の招きで臨済宗の僧・夢窓疎石(むそうそせき)が開いたといわれる岐阜県多治見市の名刹、永保寺。夢窓疎石は、同門の元翁本元(げんのうほんげん)に寺を譲り、開山としています。永保寺開創の夢窓疎…
東京都東村山市、臨済宗建長寺派の寺、正福寺(しょうふくじ)。鎌倉幕府第8代執権・北条時宗(ほうじょうときむね/在職1268年〜1284年)が鷹狩時に病に伏した際、地蔵菩薩が夢枕に立って丸薬を与え、それによって病から回復し…