日本三霊山を知り、「修験道」を学ぶ
飛鳥時代、役行者(えんのぎょうじゃ)が開いた「実修実験の道」が修験道(しゅげんどう)です。修験者たちは、険しく霊気あふれる山に入り、修行することで自らの魂と神(至高なる魂)との繋がりを探ったのです。そんな修験道の歴史が今…
飛鳥時代、役行者(えんのぎょうじゃ)が開いた「実修実験の道」が修験道(しゅげんどう)です。修験者たちは、険しく霊気あふれる山に入り、修行することで自らの魂と神(至高なる魂)との繋がりを探ったのです。そんな修験道の歴史が今…
福岡県朝倉郡東峰村、JR日田彦山線・筑前岩屋駅の西側の山中に鎮座するのが、岩屋神社。その名の通り岩窟(岩屋)に本殿があるという神社で、現存する本殿は、元禄11年(1698年)、福岡藩4代藩主・黒田綱政(くろだつなまさ)の…
奈良県吉野郡川上村、吉野川沿い、大迫ダムの下流側にあるのが、不動窟鍾乳洞(ふどうくつしょうにゅうどう)。修験道(しゅげんどう)の開祖・役小角(えんのおづぬ)は、吉野の金峯山で金剛蔵王大権現を感得下と伝えられますが、その役…
愛媛県西条市、西日本の最高峰・石鎚山(いしづちさん)を御神体とする神社が、石鎚神社。山麓の本社(口之宮)、中腹の成就社(中宮)、山頂の頂上社(奥宮)、そして石鎚ドライブウエイの終点に土小屋遥拝殿の4社があり、本社と成就社…
奈良県吉野郡吉野町、吉野山の中心、金峯山寺・蔵王堂の西、南北朝時代に南朝の皇居があった南朝妙法殿は、脳天大神龍王院からの石段が上がってくる場所。その石段455段を上りきった場所に立つのが大峯山を開いた修験道の開祖・役行者…
東京都八王子市高尾町、高尾山の人気ハイキングコースのひとつ高尾山自然研究路6号路(琵琶滝コース)途中にある滝が、琵琶滝(びわたき)。ケーブルカー清滝駅から琵琶滝までは徒歩30分ほどの行程。蛇滝(じゃたき)とともに高尾山薬…
三重県松阪市飯福田町にある山伏修験で知られる岩峰の霊山が伊勢山上。奈良時代、文武天皇(もんむてんのう)の時代に役行者(えんのぎょうじゃ=役小角)によって開創されたと伝えられる修験の地で、広大な霊場を有するのが飯福田寺(い…
江戸時代以前は、出羽三山(山形県)、吉野山・大峰山(奈良県・和歌山県)と並ぶ日本三大修験道場のひとつとして、修験道で栄えた英彦山(福岡県添田町)。明治初年の神仏分離、それに続く修験禁止令で、英彦山全体を神域とする英彦山神…
福岡県添田町と大分県中津市にまたがる標高1199.5mの霊山が英彦山(ひこさん)。江戸時代以前の神仏習合時代には修験道で栄え、出羽三山(山形県)や吉野山・大峰山(奈良県・和歌山県)と並ぶ日本三大修験道場のひとつ。北岳、中…
石川県白山市にある加賀国一之宮が白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)。はるか神代の時代から霊峰白山をご神体とし、白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ=菊理媛神・くくりひめのかみ)、伊弉諾神(いざなぎのかみ)、伊弉冉神(い…
山形県山形市山寺、東北の修験道の聖地として繁栄した、台密(天台宗)の古刹、立石寺。山寺と通称され、芭蕉が「閑さや岩にしみ入る蝉の声」の名句を残したことでも知られていますが、江戸時代までは修験の地。修行の岩場は、釈迦ヶ峰と…
羽黒山の登拝口の随神門から継子坂(ままこざか)を下った祓川の谷合にある禊(みそぎ)の地が須賀の滝。承応3年(1654年)、出羽三山中興の祖といわれる天宥(てんゆう)が山中に堰を巡らせ、8kmほど離れた水呑沢から導水した水…
熊野市紀和町にある「日本の滝百選」、「日本の森滝渚百選」に選ばれた名瀑。熊野川支流の楊枝川源流にかかる熊野花崗岩の岩盤を削り取ってできた滝は、4段になって流れ落ち、落差は上から12m、3.5m、7.7m、29.1m。白布…
三徳山参詣のメインルートは、三朝温泉を経由し三徳山に入山する道。「六根清浄と六感治癒の地」として三徳山(六根清浄)と三朝温泉(六感治癒)はセットになっていたのです。三徳山では修行により、目・耳・鼻・舌・身・意を清める「…