地御前神社
広島県廿日市市、宮島の対岸にあり、かつては海岸だった場所に厳島神社の外宮(摂社)として造営された古社が、地御前神社(じごぜんじんじゃ)。古来、厳島(宮島)は島全体が聖地とされ、人が住むことを禁じられてきたので、厳島の遙拝…
広島県廿日市市、宮島の対岸にあり、かつては海岸だった場所に厳島神社の外宮(摂社)として造営された古社が、地御前神社(じごぜんじんじゃ)。古来、厳島(宮島)は島全体が聖地とされ、人が住むことを禁じられてきたので、厳島の遙拝…
七福神にも数えられる弁才天(弁財天)。弁天様として親しまれますが、もともとは仏教の守護神。日本三大弁天も寺と神社がセットの宝厳寺・竹生島神社(滋賀県・竹生島)、大願寺・厳島神社 (広島県・厳島)、そして明治初年の神仏分離…
中世の日本を代表する建築物といえば、その筆頭が安芸の宮島(広島県廿日市市)にある厳島神社。世界文化遺産にも登録される厳島神社は、仁安3年(1168年)頃、出家後に日宋貿易の拡大を図る平清盛が現在と同様の社殿を造営したもの…
2024年7月22日(月)、広島県廿日市市の厳島神社で『管絃祭』が斎行されます。旧暦6月17日に行なわれるもので、平安貴族が都で行なった優雅な「管絃の遊び」を今に伝えるもの。厳島神社を造営した平清盛はこの遊びを厳島神社に…
2024年3月24日(日)13:00〜15:00、広島県廿日市市で『第20回春を呼ぶ宮島清盛まつり』が行なわれます。宮島の繁栄の礎を築いた平清盛(たいらのきよもり)の威徳を偲び、「平家一門の嚴島神社参詣行列」をモチーフと…
成人の日の前日の14:30〜15:00、厳島神社で海上安全、大漁祈願の神事『湯立神事』が行なわれます。神前での祭典後、境内にある直径約60cmの大釜に煮立った湯を白装束の神官役が笹で周囲の人たちに振りかけます。地元の人た…
1月3日、広島県廿日市市、宮島の厳島神社で『元始祭』(げんしさい)が齋行される。9:00から祭典が行なわれ、13:00から高舞台で「蘭陵王」など舞楽6曲が奉奏されます。厳島神社昇殿料300円が必要。本殿と舞台と鳥居が一直…
厳島神社の舞楽は、平安時代末期、平清盛が四天王寺から伝えたものといわれており、現在、厳島神社の高舞台で演じられている楽曲は、振鉾(えんぶ=舞台を清める舞/一節は左、二節は右、三節は左右の舞人)や有名な『蘭陵王』など18曲…
社殿創建当初は海から参拝したという厳島神社(いつくしまじんじゃ)。大鳥居が立つのは北西側で、現在の参拝入口は東側から。東側から入って東廻廊で客神社、御本社などを見学し、西廻廊で西の出口へと向かいます。出口のほうが入口より…
安芸(あき=元・広島県西部)の宮島に鎮座する厳島神社は、社伝によれば推古元年(593年)創建という古社。海に浮かぶような現在の社殿配置は、久安2年(1146年)に平清盛が造営を行なっています。社殿から200m沖に建つ大鳥…
宮島、大元公園の入口に鎮座する古社が大元神社。厳島神社の摂社ですが、実はその名の通り、厳島神社のルーツとも推測されています。現存する建物は、大永3年(1523年)築で国の重要文化財。屋根は板葺きで、日本で唯一の「六枚重三…
厳島神社の多宝塔は宝物館前から階段を上った小高い丘の上に建っています。大永3年(1523年)に僧・周歓(しゅうかん)によって建立され、大聖院の伽藍を構成する塔でした。江戸時代中期の宝永年間に改修されています。明治初年の廃…
室町時代の応永14年(1407年)創建で、和様と唐様が融合した優美な五重塔が千畳閣(豊国神社)脇にそびえていますが、これが国の重要文化財に指定される厳島神社・五重塔。大聖院の子院にあたる金剛院の五重塔でしたが、明治初年の…
旧暦6月17日、大潮の日に執り行なわれる厳島神社の『管絃祭』。16:00の発輦祭(はつれんさい)で始まり、23:00に御本殿に還御しますが、22:30頃、御座船や阿賀・江波の曳船が3回回る場所が、客神社(まろうどじんじゃ…
朱塗りの社殿や回廊が多い厳島神社(いつくしまじんじゃ)で、ひときわ異色の建物が天神社。その名の通り、菅原道真を祭神とする天満宮で、弘治2年(1556年)、毛利元就(もおりもとなり)の子、毛利隆元(もおりたかもと)の創建。…
世界文化遺産に登録される厳島神社には干潮時に、清水が湧く円形の池が3ヶ所あり、いずれも鏡の池と呼ばれています。そのなかの揚水橋脇にある鏡の池には石が置かれていますが、これが卒塔婆石(そとばいし)。見落としがちな石ですが、…
厳島八景(厳島明燈、大元桜花、滝宮水蛍、鏡池秋月、谷原麋鹿、御笠浜暮雪、有浦客船、弥山神鴉)にも数えられるのが厳島神社の鏡池。この鏡池は干潮時のみに東廻廊、客神社(まろうどじんじゃ)近くに現れる湧水の池。厳島八景の「鏡池…
国宝に指定される厳島神社(いつくしまじんじゃ)の御本社。奥から本殿、拝殿、祓殿という構造で、祓殿の先に大鳥居側に突き出すように平舞台が配されています。その平舞台の突端、海側左右に配されているのが門客神社(まろうどじんじゃ…