天寧寺
京都府京都市北区、賀茂川にかかる出雲路橋近くにある曹洞宗永平寺派の禅刹が、天寧寺(てんねいじ)。もともと会津若松にあった寺ですが、天正14年(1586年)、伊達正宗の会津侵攻で焼失、時の住職・祥山曇吉が京に建てた仏堂が前…
京都府京都市北区、賀茂川にかかる出雲路橋近くにある曹洞宗永平寺派の禅刹が、天寧寺(てんねいじ)。もともと会津若松にあった寺ですが、天正14年(1586年)、伊達正宗の会津侵攻で焼失、時の住職・祥山曇吉が京に建てた仏堂が前…
京都府京都市左京区岩倉幡枝町にある臨済宗妙心寺派の寺、圓通寺(円通寺)。もともとは後水尾上皇の幡枝離宮があった場所。注目は比叡山を借景とする枯山水庭園。後水尾天皇が寛永6年(1629年)の退位後、洛北に12年もの間、隠居…
昭和41年に開通した奥比叡ドライブウェイ(開業時の名称は「奥比叡参詣自動車道」)は、仰木ゲートと延暦寺を結ぶ11.82kmの山岳ドライブウェイ。仰木ゲートから4km、比叡山上の横川(よかわ)から仰木方面へ2kmほど走った…
比叡山の南東山麓、大津市坂本に広い寺域を持つ天台真盛宗(てんだいしんせいしゅう)の総本山で、聖徳太子が創建したと伝えられる古刹が西教寺。比叡山三塔の一つである横川(よかわ)への登り口に位置し、1571(元亀2)年、織田信…
叡山ケーブルの終点駅であるケーブル比叡駅に接続するロープウェイ比叡駅と比叡山頂駅を3分で結ぶ叡山ロープウェイ。昭和3年に開業した「比叡山空中ケーブル」が前身。「比叡山空中ケーブル」を運行したのはケーブルと同じで京都電燈叡…
比叡山の京都・八瀬側登山ルートとして、大正14年12月20日に京都電燈が叡山鋼索線として西塔橋(現在のケーブル八瀬駅)〜四明ヶ嶽(現在のケーブル比叡駅)間を開業したのが始まりという歴史ある叡山ケーブル。ケーブル八瀬駅から…
ユネスコ世界文化遺産に登録される比叡山延暦寺の横川(よかわ)地区にあるのが根本如法塔。慈覚大師(円仁)が横川にある根本杉のほこらの中で始めた法華経書写にちなみ、写経などを納める堂として造られたのが根本如法堂です。その根本…
恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)は、比叡山中興の祖慈慧大師良源(通称、元三大師)に入門し、止観業、遮那業を学んでいますが、その旧跡が横川(よかわ)にある恵心堂。源信はこの恵心堂において『往生要集』(おうじょうようしゅ…
ユネスコ世界文化遺産に登録される比叡山延暦寺の東塔(とうどう)地区にあるのが浄土院(伝教大師御廟)。比叡山を開いた、天台宗の祖、最澄(伝教大師)は、弘仁13年6月4日(822年6月26日)、比叡山の中道院で入寂。円仁(慈…
ユネスコ世界文化遺産に登録の比叡山延暦寺の横川(よかわ)地区にあるのが四季講堂(元三大師堂)。村上天皇の勅命で四季に法華経の論議が行なわれたことから四季講堂というのが正式名ですが、おみくじ・魔除けの角大師(つのだいし)で…
ユネスコ世界文化遺産に登録された比叡山延暦寺の中心、東塔(とうどう)地区にある大講堂は学問研究のために論議する道場で、5年ごとに行なわれる『法華大会』は天台宗の僧侶になるための登竜門ともなっています。現在の大講堂は山麓の…
世界文化遺産にも登録される延暦寺は、788(延暦7)年に最澄(さいちょう)が開いた天台宗の総本山。琵琶湖と京都の間にそびえる比叡山(848.1m/大比叡)の山上に「三塔十六谷」と称する寺域が広がっています。創建以来120…
比叡山坂本ケーブル(比叡山鉄道比叡山鉄道線)の比叡山山上側の駅がケーブル延暦寺駅。まさに延暦寺の玄関口にあたる駅で、大正14年の建築当初の駅舎がそのままに現存。国の登録有形文化財、さらには京阪電気鉄道石山坂本線坂本駅など…
比叡山の門前町坂本と、比叡山延暦寺を結ぶ表参道として昭和2年に敷設されたもので、平成29年には開業90年に。「長さも、眺めも、日本一」がキャッチフレーズで、山麓駅であるケーブル坂本駅と山上の延暦寺駅間との距離、全長202…