若一王子神社
長野県大町市大町にある仁科氏ゆかりの古社が、若一王子神社(にゃくいちおうじじんじゃ)。社伝では垂仁天皇の御代に仁品王(仁科氏の祖)が社を建て伊弉冉尊を奉祀したのに始まるという古社。嘉祥2年(849年)、土地の豪族・仁科氏…
長野県大町市大町にある仁科氏ゆかりの古社が、若一王子神社(にゃくいちおうじじんじゃ)。社伝では垂仁天皇の御代に仁品王(仁科氏の祖)が社を建て伊弉冉尊を奉祀したのに始まるという古社。嘉祥2年(849年)、土地の豪族・仁科氏…
東京都八王子市上川町、今熊山(いまくまさん/標高505m)を源流とする逆川の途中にある秘瀑が、金剛の滝。4mの雌滝があり、雌滝脇の岩窟をくぐる落差18mの雄滝が落ちる双瀑で、雄滝には不動明王(不動金剛明王)が彫られていま…
埼玉県川越市、大正ロマンをテーマにした商店街「大正浪漫夢通り」の途中から、「足踏み健康ロード」の整備された参道を入ると、川越熊野神社。天正18年(1590年)、蓮馨寺(れんけいじ)の然誉文応僧正(ねんよぶんおうそうじょう…
京都三熊野は、新熊野神社 (いまくまのじんじゃ=熊野本宮大社)、熊野神社(=熊野速玉大社)、熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ=熊野那智大社)の3社。阿弥陀如来(本宮)は来世の救済、薬師如来(新宮)は過去の救済、…
兵庫県神戸市兵庫区熊野町に鎮座する平清盛ゆかりの社が、熊野神社。平清盛が福原遷都に際し皇城鎮護の神として勧請したのが当時宮中で信仰されていた熊野権現。地元では「夢野の権現さん」と江戸時代まで(神仏分離以前)の呼称が残され…
沖縄県那覇市若狭にある海岸に臨む断崖上に建つ古社が波上宮(なみのうえぐう)。彼方の海神の国(ニライカナイ)を望む聖地で、琉球王から特別の扱いを受けた「琉球八社」(琉球に伝わった真言宗の寺院に付帯した神社)のひとつにもなっ…
千葉県長生郡長南町にある空海(弘法大師)が法力を使い錫杖(しゃくじょう)で湧水を招いたという伝説の湧水が熊野の清水(ゆやのしみず)。「弘法の霊泉」とも呼ばれています。毎分48リットルの湧水は、日照りでも涸れたことがないと…
山形・宮城県境にそびえる蔵王連峰(蔵王山)の最高峰が熊野岳。標高は1841m。蔵王温泉からなら蔵王ロープウェイを乗り継いだ地蔵山頂駅(標高1661m)からアルペンムードを満喫しながら熊野岳に到達可能(地蔵岳から稜線を歩く…
大分県豊後大野市の大野川東岸に望む丘陵中腹に彫られた、5体の磨崖仏が菅尾石仏(菅尾磨崖仏)で国の史跡、そして美術的価値も高く国の重要文化財にも指定されています。駐車場からは、坂と鳥居のある100段ほどの石段を10分ほど登…
ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産のひとつ、熊野速玉神社(くまのはやたまたいしゃ/熊野三山)の飛び地摂社にあたるのが同じ和歌山県新宮市にある神倉神社(かみくらじんじゃ)。赤い鳥居がある山麓から社殿と御…
新宮熊野神社は福島県喜多方市にある東北の熊野信仰の隆盛を今に伝える古社。天喜3年(1055年)、前九年の役(奥州十二年合戦)の際に鎮守府将軍・源頼義(みなもとのよりよし)が安倍軍鎮圧の際に、熊野権現を勧請して創建した古社…
『日本書紀』に伊奘冉尊(いざなみのみこと)が火の神である軻遇突智(かぐつち)をお産した時、焼かれて死亡し、紀伊国の熊野の有馬に埋葬されたという記述があり、産田(うぶた)というのは軻遇突智の生まれた地と伝えられています。産…
熊野信仰盛んな1160(永暦元)年、後白河上皇が平清盛・重盛に命じて京に創建された神社が新熊野神社(いまくまのじんじゃ)。退位後に院政を敷いた際に、住まいとしたのが現在の京都市東山区に建つ法住寺周辺(法住寺殿)。その鎮守…
熊野市紀和町にある「日本の滝百選」、「日本の森滝渚百選」に選ばれた名瀑。熊野川支流の楊枝川源流にかかる熊野花崗岩の岩盤を削り取ってできた滝は、4段になって流れ落ち、落差は上から12m、3.5m、7.7m、29.1m。白布…