毎年8月5日〜8月7日、秋田県湯沢市の市街地一円で『七夕絵どうろうまつり』が開催されます。江戸時代中期の元禄15年(1702年)、秋田藩佐竹南家・7代の佐竹義安に京から輿入れした関白・鷹司兼煕(たかつかさ かねひろ)の姫君のために、五色の短冊に郷愁を託し、青竹に飾りつけたのが始まりといわれています。
灯明りで先祖の霊を案内する「絵どうろう」
江戸時代から行事の際に絵どうろうを吊るすのが風習でしたが、七夕に絵どうろうが登場したのは明治の初め、仙台から来た野口栄吉が仙台風の七夕(星祭)を加味して描いたものが最初。
浮世絵や美人画が描かれた大小150基の絵どうろうが、夕闇に包まれる町を艶やかに彩ります。
絵どうろうの制作には題材探し、下絵描き、縁取り(図案を墨で縁取り)、そして立体感を出しての着色と2ヶ月を要するのだとか。
「湯沢市絵どうろう保存会」が主催する「絵どうろう」講習会なども開かれ、地域をあげて伝統文化の保存に尽力しています。
8月8日には『雄勝大花火大会』も開催。
七夕絵どうろうまつり|湯沢市 | |
開催日時 | 毎年8月5日〜8月7日 |
所在地 | 秋田県湯沢市 |
場所 | 湯沢市駅前商店街 |
関連HP | 湯沢市公式ホームページ |
電車・バスで | JR奥羽本線湯沢駅から徒歩1分 |
ドライブで | 湯沢横手道路湯沢ICから約1.5km |
駐車場 | 臨時駐車場、または、周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 湯沢市観光物産協会 TEL:0183-73-0415 |
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