鎌倉山

栃木県芳賀郡茂木町、那珂川左岸にある標高216mの山が、鎌倉山（かまくらさん）。那珂川随一の景勝地ともいわれ、秋から冬にかけては雲海も期待できることからカメラマンにも人気の地です。南西麓から林道が山頂の展望台近くまで通じているほか、北麓の大瀬園地から登山道で登ることができます。

カメラマンも注目する雲海は、晩秋の風物詩

茂木町有機物リサイクルセンター美土里館の横に「鎌倉山頂・菅原神社登拝口」の表示があり、そこから林道が山上へと伸びています。
登山道利用の場合は大瀬園地側から徒歩20分。
「関東ふれあいのみち」（首都圏自然歩道）の「アユおどる清流のみち」の一部でもあるため、整備された道ですが、ハイキング程度の装備は必要です。

鎌倉山一帯は那珂川県立自然公園に指定され、自然環境が保全されています。

鎌倉山の雲海は、周辺の山から下りる冷気が、那珂川の温かい川面に触れて川霧が発生し雲海となるもので、放射冷却の起きる10月下旬〜12月中旬頃（雨上がりの晴れた朝など）に多く発生する減少です。
11月上旬〜中旬に見頃を迎える紅葉とのコラボも人気です。