東京都豊島区巣鴨4丁目、JR山手線・巣鴨駅からとげぬき地蔵(高岩寺)まで続く参道である地蔵通。現在は全長780m、約200店を誇る商店街で「おばあちゃんの原宿」と呼ばれるまでになっていますが、江戸時代には中山道の立場(たてば=休息所)として栄えた地です。
街道時代からの老舗和菓子店「福島家」も営業!
巣鴨地蔵通り自体が、中山道で、商店街入口の眞性寺は、江戸六地蔵尊を祀る寺でした。
江戸六地蔵は、江戸の六街道の出入口に置かれ、旅人の安全を見守った地蔵尊で、中山道の入り口に置かれたのが眞性寺の地蔵尊。
眞性寺の地蔵尊ととげぬき地蔵(高岩寺)を結ぶ道は、まさしく地蔵通りなのです。
在は、巣鴨とげぬき地蔵尊門前仲見世会、巣鴨中央名店会、巣鴨四丁目サービス会という3つの組織で形成される商店で、巣鴨地蔵通り商店街のホームページも運営しています。
そんな巣鴨地蔵通り商店街には、参詣道として、歴史ある老舗も多いのが特徴。
「福島家」(商店街から外れています)は、幕末の文久元年(1861年)創業という老舗の和菓子店。
素材にこだわった上生菓子、季節限定の和菓子を売る、東京でも希少な老舗菓子店。
和菓子店では「松月堂」も昭和3年創業。
オリジナル地蔵最中や塩大福が人気です。
「八ツ目や にしむら」は、大正15年創業の鰻店で、通常の鰻のほかに、アラスカ産のヤツメウナギ(ウナギとは異なる動物)を使った料理も味わうことができますが、かなり癖があるので、初心者は要注意です。
日頃から賑わう商店街ですが、さらに賑わいを見せるのは、毎月4・14・24日のとげぬき地蔵(高岩寺)縁日と、1月24日、5月24日、9月24日の例大祭。
着物や靴、食品を扱う露店がずらりと並び、大勢の人出で混雑します。
巣鴨地蔵通り商店街 | |
名称 | 巣鴨地蔵通り商店街/すがもじぞうどおりしょうてんがい |
所在地 | 東京都豊島区巣鴨 |
関連HP | 巣鴨地蔵通り商店街公式ホームページ |
電車・バスで | JR・都営地下鉄三田線巣鴨駅からすぐ |
ドライブで | 首都高速護国寺ランプから約3.4km |
駐車場 | なし/周辺の有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 巣鴨地蔵通り商店街 TEL:03-3918-2101 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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