東京都西多摩郡檜原村数馬、檜原温泉センター「数馬の湯」から都道206号(川野上川乗線)・檜原街道を800mほど西(都民の森方面)へ走った数馬上地区に落ちる滝が、九頭龍の滝(くずりゅうのたき)。南秋川の流れはここで三頭沢とハチザス沢に分かれますが、その合流点のハチザス沢側に懸かっています。
今も滝にうたれる行者の姿を見かける滝行道場
九頭龍の滝は、落差10mほどの滝が2段になって落下。
都道206号(川野上川乗線)もここで右に大平集落へと入る旧道を分けていますが、道の脇にあるので「横道の滝」とも呼ばれていました。
天文14年(1545年)、信州戸隠の九頭龍神社(神仏習合時代には九頭龍権現社)から分霊を勧請した九頭龍神社(九頭龍権現社)が近くに建立され、滝に打たれて身を清める参拝者が増えたことからいつしか九頭龍の滝と呼ばれるようになったもの。
都道206号(川野上川乗線)の九頭龍橋西詰から滝へと下る歩道が設けられています。
九頭龍橋西詰の九頭龍の滝有料駐車場(山城有料駐車場)に車を駐める場合には、まずは150mほど東の九頭龍神社へ参拝を(参拝者には1時間の無料駐車券を発行)。
なお、現在も九頭龍の滝は神聖な禊(みそぎ)の地、滝にうたれる滝行道場なので、マナーを守って見学を。
九頭龍の滝 | |
名称 | 九頭龍の滝/くずりゅうのたき |
所在地 | 東京都西多摩郡檜原村数馬 |
関連HP | 檜原村観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR武蔵五日市駅から西東京バス数馬行で終点下車、徒歩10分 |
ドライブで | 圏央道日の出IC、あきる野ICから約31km |
駐車場 | 九頭龍の滝有料駐車場を利用 |
問い合わせ | 檜原村観光協会 TEL:042-598-0069/FAX:042-598-0071 |
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