筆島

筆島

東京都大島町、波浮港(はぶみなと)の北側にある筆島海岸の沖にある小さな島が筆島(ふでしま)。高さ30mほどの文字通り筆先が海面から突き出したような島ですが、実は伊豆大島誕生以前にこの地にあった、筆島火山の火道(かどう=マグマの通り道)にあった凝灰角礫岩(ぎょうかいかくれきがん)の残骸です。

伊豆大島でもっとも古い火山の名残り

筆島
筆島見晴台からの眺め

伊豆大島は大島誕生以前に岡田港の岡田火山、都立大島公園近くの行者の窟火山(ぎょうじゃのいわやかざん)、そして筆島火山という3つの火山がありました。
3つの古い火山体は、伊豆大島北端の乳が崎から南東部の筆島まで島の東岸沿いに続く海食崖に露出しています。
なかでも筆島火山は最も古く、240万年前〜数十万年前に活動していたと推測されています(伊豆大島は国内の火山の中でもっとも研究の進んだ火山のひとつですが、この3つの火山に関してはそれぞれの活動時期ははっきりしていません)。
大島公園の長根岬で行なわれたボーリング調査の結果、筆島火山体の上に、行者窟火山体がのっていることが判明し、行者窟火山よりも筆島火山が古いことが明らかになっています。

現在、筆島は浸食で削られ、海面上に30mを残すのみですが、筆島火山は厚さ1000mにも及ぶ火山だったのです。

大島一周道路・東京都道208号大島循環線沿い、オタイネの碑近くのカーブ部分に筆島見晴台(駐車場)があり、筆島と海蝕崖を一望にできます。

筆島は伊豆大島ジオパークのジオサイトにもなっています。

筆島
名称 筆島/ふでじま
所在地 東京都大島町波浮港
関連HP 大島町公式ホームページ
電車・バスで 元町港からタクシーで30分
ドライブで 元町港から約17km
駐車場 筆島見晴台駐車場(5台/無料)
問い合わせ 大島町観光課 TEL:04992-2-1446
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
波浮港見晴台

波浮港見晴台

伊豆大島(東京都大島町)を一周する大島一周道路の脇にあり、大島南部の景勝地である波浮港(はぶみなと)が一望の展望台が波浮港見晴台。『波浮の港』(作詞:野口雨情、作曲:中山晋平/昭和3年)、都はるみの歌った『アンコ椿は恋の花』(昭和39年)の

 

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