東京都調布市にある東京都営の空港が、調布飛行場(ちょうふひこうじょう)。調布空港とも呼ばれ、新中央航空の伊豆諸島(大島、新島、神津島、三宅島)へのドルニエ228が発着しています。離島港湾部調布飛行場管理事務所も置かれています。滑走路を眺める「プロペラカフェ」も営業。
大島、新島、神津島、三宅島へ新中央航空でフライト!
調布飛行場の滑走路は、全長800m、幅30mで小型プロペラ機専用の都営コミューター空港。
平成25年4月2日、新ターミナルビルとなり、平成25年6月18日から、新中央航空(島嶼部定期便)に限り計器飛行方式(IFR=Instrument Flight Rules)で運用されています。
新中央航空のドルニエ228(Dornier Do 228/最高速度434km/h)で、調布〜大島は25分、三宅島まででも50分のフライトです。
ダイナミックな地形の神津島への着陸はちょっぴりスリリングな感じで、東京都内でありながら、離島航路独特のローカルな雰囲気を味わうことができます。
ドルニエ228は、双発のプロペラ機で、乗客定員は19名。
平成23年3月まで使用されていたブリテン・ノーマン アイランダーが、乗員を含め10名定員で、副操縦席まで登場できたのに比べれば、かなりの「大型化」ということに。
それでも搭乗は、ボーディングブリッジではなく、ターミナルから歩いてで、これが旅する気分を盛り上げてくれます。
調布飛行場のターミナルは2階建てで、1階がチェックインカウンターと搭乗待合室、隣接して「プロペラカフェ」、2階が展望デッキ(窓越しに飛行場を眺望)、椅子の配されたユーティリティスペースです。
飛行場の周囲には都立武蔵野の森公園があり、戦時中の軍用飛行場時代に、首都防衛の戦闘機を格納したコンクリート製の格納庫、掩体壕(えんたいごう)が残されています。
また空港ターミナル近くの「調布飛行場遊具ひろば」は、飛行機に似た遊具が置かれ、子供たちに人気です。
調布飛行場へのアクセスは、調布駅北口から小田急バスで15分、または、中央本線武蔵境駅、調布駅北口からタクシーを利用。
調布飛行場 | |
名称 | 調布飛行場/ちょうふひこうじょう |
所在地 | 東京都調布市西町290-3 |
関連HP | 東京都港湾局公式ホームページ |
電車・バスで | 京王線調布駅から小田急バス調布飛行場行きで終点下車 |
ドライブで | 中央自動車道調布ICから約2km |
駐車場 | 第1駐車場(25台/有料)、第2駐車場(150台/有料) |
問い合わせ | 離島港湾部調布飛行場管理事務所 TEL:0422-34-4840 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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