六区ブロードウェイ・六芸神

六区ブロードウェイ・六芸神

東京都台東区浅草2丁目、六区ブロードウェイの中心、公園六区交番の建つ五叉路の北に鎮座するのが、六芸神。平成8年に設置されたもので、唄神(うたいがみ)、奏神(かなでがみ)、話神(はなしがみ)、戯神(おどけがみ)、演神(えんじがみ)、踊神(おどりがみ)の6神を祀っています。

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六区ブロードウェイ・六芸神

演神が榎本健一(えのもとけんいち)に似ているなど、それぞれモデルにした人物があるようですが、制作サイドの東京藝術大学によれば、神様なのでモデルとなった人物はいるものの、特定の人物ではないとのこと。
たとえばアコーディオンを弾く奏神は、人物としては大正時代、浅草オペラの花形だった田谷力三(たやりきぞう)を模してはいますが、アコーディオンを弾きながら歌ったのは藤山一郎のため、造形上のモデルは異なるということに。
話神は、古今亭志ん生、踊神は本来は男装の麗人だった水の江瀧子(像は踊り子の扮装)、唄神はあまり浅草には縁がない東海林太郎がモデル。
戯神は、浅草六区「大盛館」で「江川の玉乗り」を興行した江川マストンとのこと。

六区ブロードウェイ・六芸神
名称 六区ブロードウェイ・六芸神/ろっくぶろーどうぇい・ろくげいしん
所在地 東京都台東区浅草1丁目・2丁目
関連HP 六区ブロードウェイ商店街振興組合公式ホームページ
電車・バスで 東京メトロ・都営地下鉄・東武鉄道浅草駅から徒歩10分。つくばエキスプレス浅草駅からすぐ
ドライブで 首都高速駒形ランプから650m、または、上野ランプから約2.2km
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
六区ブロードウェイ(浅草六区通り)

六区ブロードウェイ(浅草六区通り)

東京都台東区浅草1丁目・2丁目、浅草寺の西側一帯は大正から昭和にかけて東京の娯楽の中心地だった地。浅草オペラや軽演劇もここから生まれ、エノケンこと榎本健一から萩本欽一、ビートたけしなど多くの芸能人を輩出。現在も六区ブロードウェイ商店街振興組

木馬館大衆劇場

木馬館大衆劇場

東京都台東区浅草2丁目にある、大衆演劇と浪曲専門との劇場が、木馬館大衆劇場。1階部分が「木馬亭」と呼ばれる浪曲の定席。十条の篠原演芸場(板橋区)とともに、毎月劇団公演が行なわれています(通常は、昼の部、夜の部各2回)。浅草の芸能の伝統を今に

 

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