東京都渋谷区千駄ケ谷4丁目にある能楽専門の公演場が、国立能楽堂。昭和58年、大江宏(おおえひろし)の設計で竣工。国立劇場と同様に独立行政法人日本芸術文化振興会の運営で、627席を有し、毎月の定例公演のほか、企画公演があります。食事処「向日葵」(ひまわり)、売店「小林能装束」も営業。
毎月の定例公演のほか、企画公演を上演
建築も細部に至るまでこだわりがあり、江戸時代の能舞台の規格に沿った、長さ13.5m、斜角26度という橋掛りなどは必見です。
また吸音材などを入れて、通常のコンサートホールでは残響時間3秒なのに対し、国立能楽堂では残響時間が1秒になるよう設計されているのだとか。
食事処「向日葵」は公演のない日はランチタイムだけオープンしていますが、エビフライ定食、ステーキセット、羽衣弁当など手軽な値段で好評です。
公演日にあわせて営業する売店「小林能装束」は、オリジナルグッズ、能楽の稽古用品などを販売。
ちなみに国立の劇場は、東京の国立劇場、新国立劇場、国立能楽堂、大阪の国立文楽劇場(大阪の伝統芸能文楽を上演)、そして沖縄の国立劇場おきなわ(沖縄の伝統芸能を上演)の全国5施設あります。
国立能楽堂 | |
名称 | 国立能楽堂/こくりつのうがくどう |
所在地 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷4-18-1 |
関連HP | 日本芸術文化振興会公式ホームページ |
電車・バスで | JR千駄ヶ谷駅、都営地下鉄国立競技場駅から徒歩5分。東京メトロ北参道駅から徒歩7分 |
駐車場 | なし |
問い合わせ | 国立能楽堂 TEL:03-3423-1331 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag