新橋駅西口広場(SL広場)

新橋駅西口広場(SL広場)

東京都港区新橋2丁目、新橋駅の日比谷口改札を出た先にある広場が、新橋駅西口広場(SL広場)。サラリーマンやOLの街ということで、テレビの街頭インタビューでおなじみの広場で、新橋〜横浜に鉄道が創業したということを記念してSLが置かれています。

SL広場と通称されますが、正式名は新橋駅西口広場

港区観光協会『新橋SL広場』

SL広場と呼ばれることが多く、新橋駅の待ち合わせスポットになっていますが、正式名は新橋駅西口広場。
昭和46年に広場的に整備されていますが、正式には今も道路の一部です。
静態保存されるSLは、C11-292で、昭和47年、鉄道発足100周年を記念して、国鉄から港区へ無償貸与されたもの。
C11-292は、終戦間近の昭和20年2月11日、日本車輌名古屋工場で製造、大阪鉄道管理局内の姫路機関区に配属され、播担線や姫新線などで活躍。
ボイラー上部の蒸気溜、砂溜が角張ってかまぼこ形になっているのが特徴で、物資不足の太平洋戦争による戦時体下で、大量生産できるように製造を簡略化したための、いわゆる戦時型(鉄道省時代の製造)。
最初から最後までひとつの機関区に所属という珍しいSLで、走行距離は108万3975km。
昭和47年8月9日、品川へと移送され、9月16日に廃車となって、10月14日、新橋駅前に静態保存されています。

あまり知られていませんが、12:00、15:00、18:00の1日3回、汽笛を鳴らしています。
例年11月中旬〜1月上旬には、『新橋イルミネーション』の一環で、SLにLSD電球で電飾が施されます。

新橋駅西口広場(SL広場)
名称 新橋駅西口広場(SL広場)/しんばしえきにしぐちひろば(えすえるひろば)
所在地 東京都港区新橋2
関連HP 港区観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR・東京メトロ新橋駅からすぐ
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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