とちぎあじさいまつり|栃木市|2019

とちぎあじさいまつり|栃木市

2019年6月14日(金)~6月30日(日)、栃木栃木市の太平山県立自然公園あじさい坂で『とちぎあじさいまつり』が開催されます。桜で有名な太平山山頂にある太平山神社への表参道は約1000段にも及ぶ石段。その石段の両側に西洋アジサイをはじめ、額アジサイ、山アジサイなど約2500株が咲き誇ります。

野面積みの石段脇にアジサイが咲く

とちぎあじさいまつり|栃木市
野面積みの石段にも注目を

あじさい坂のアジサイは、昭和49年に地元の栃木ライオンズクラブが植樹したのが始まりで、例年6月下旬〜7月上旬に見頃を迎えます。

色とりどりのアジサイを楽しみながら、ゆっくりと石段を登っていくと初夏の空気を存分に味わうことが可能。
石段は太平山で産出したものを野面積み(のづらづみ)で積んだもの。
雨後などは少し滑りやすいので歩きやすい格好で見物を。

また、あじさい坂ふもとの休憩所では、あじさいをイメージしたお香などお土産の販売も行なわれます。

太平山は寒地の植物と、暖地の植物の境界で、植生も豊富。
あじさい坂にはニホンアマガエルも生息し、「ゲッゲッゲッゲッ」、「クワックワックワッ」という賑やかな鳴き声は「太平山あじさい坂の雨蛙」として環境省の「残したい日本の音風景100選」にも選定されています。

太平山の名物は!?

ちなみに太平山の名物は、かつては柚子を使った菓子でしたが、今では焼き鳥、卵焼き、そして「太平だんご」になっています。
焼き鳥、卵焼きは、「夜鳴きする鶏は不吉の知らせ」という言い伝えがあったので、そんな鶏は太平山神社に納められました。
神社に奉納された「御散供」(おさご=神仏に供える米)などを餌に森のなかで繁殖し、卵を生んだため、焼き鳥、卵焼きが名物料理になったのだとか。
有名な「太平だんご」も「御散供」を米粉にしてつくったのが始まりなんだとか。

とちぎあじさいまつり|栃木市|2019
開催日時 2019年6月14日(金)~6月30日(日)
所在地 栃木県栃木市平井町
場所 太平山県立自然公園あじさい坂
関連HP 栃木市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR・東武栃木駅から関東バス倭町経由国学院行で約15分
ドライブで 東北自動車道栃木ICから約7km
駐車場 あじさい坂駐車場など周辺有料駐車場を利用
問い合わせ 栃木市観光協会 TEL:0282-25-2356
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

太平山

栃木市街の南西に位置する標高341mの尾根続きの山。中腹に太平山神社、山麓に大中寺があり、山裾には古代の東山道が通っています。上杉謙信ゆかりの謙信平には関東平野一望の展望台があります。また太平山には4000本のソメイヨシノが植栽され、「日本

 

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