富里ふるさとまつり｜千葉県富里市｜2019

【2019年は休止】
富里市立富里中学校グラウンドを会場に、「子供たちに心のふるさとを」をテーマに開催される富里市の夏祭り。100店ほどの模擬店が並び、富里ひずめ太鼓など伝統芸能が披露され、フィナーレには花火が夜空を彩ります。

夜には1000発の花火が打ち上がる！

17:00〜のイベントは、フラダンス、キッズダンス、富里ひずめ太鼓、盆踊り、浴衣コンテストなど。
花火大会（20:20～20:50）ではスターマインを中心に1000発の花火が打ち上げられ、例年1万5000人ほどの人出で賑わいます。
富里ひずめ太鼓は、「馬のふるさと・すいかの里」の富里の伝統文化や地域性を曲として表現した和太鼓です。

ニッポン旅マガジンMEMO／馬のふるさと富里と「佐倉七牧」

富里市のある下総（しもうさ＝千葉県北部）には古代から広大な牧（まき＝官営の牧場／諸国牧＝高津馬牧、大結馬牧、木島馬牧、長洲馬場、浮島牛場）が広がっていました。
平将門の経済力は広大な牧がベースで、中世に千葉氏が隆盛したのも下総台地の牧場が支える騎馬軍団によるもの。
徳川家康の関東入府以降は「佐倉七牧」として発展し、独自の馬文化を築きます。
幕府への献上などの目的に、旧暦7月から8月に行なわれた「野馬捕り」は1年で最も盛大な行事となっていました。
千葉県富里市十倉（千葉県両総馬匹農業協同組合内）には競走馬のふるさと千葉連絡センターもあります。

佐倉七牧＝小間子牧（おまごまき／八街市）、取香牧（とっこうまき／成田市）、油田牧（あぶらだまき／香取市）、柳沢牧（やなぎさわまき／八街市）、矢作牧（やはぎまき／成田市）、高野牧（こうやまき／富里市）、内野牧（うちのまき／富里市）。