富山県民ならわかる!? ポートラム、セントラム、サントラム・・・

富山、高岡、射水市内を走る超低床LRV(超低床路面電車)の愛称が、ポートラム、セントラム、サントラム、アイトラム。富山港とを結ぶポートラムは、日本初のLRT(Light Rail Transit=次世代路面電車)で、富山はLRT王国なのですが、旅行者は、まずは4種類のトラムを知ってから富山入りを!

ポートラム(PORTRAM)

ポートラム

名称:富山ライトレールTLR0600形電車
愛称:ポートラム(PORTRAM)=港(port)と路面電車(tram)の造語
運用場所:富山地方鉄道富山港線から富山地方鉄道富山軌道線(南北直通運転)
製造所:新潟トランシス(ドイツ・ボンバルディア・トランスポーテーション社の技術提供を受けてライセンス生産)
運用開始:平成18年4月29日
編成:2車体連接車
備考:第50回(2007年)鉄道友の会ブルーリボン賞受賞

富山ライトレール

富山地方鉄道富山港線

平成18年4月29日に開業し、その後、全国的に注目を集めている新型の路面電車が富山地方鉄道富山港線(旧・富山ライトレール)。バリアフリーの低床車両を導入、高頻度運行などで地域に密着した輸送機関を目指しています。富山地方鉄道富山軌道線との南北

セントラム(CENTRAM

セントラム

名称:富山ライトレールTLR0600形電車
愛称:セントラム(CENTRAM)=一般公募で決定
運用場所:富山地方鉄道富山軌道線の環状線(富山都心線)
製造所:新潟トランシス(ドイツ・ボンバルディア・トランスポーテーション社の技術提供を受けてライセンス生産)
運用開始:平成21年12月23日
編成:2車体連接車
備考:富山市が行なった市内電車環状線化事業の一環として導入

富山市電(富山地方鉄道富山軌道線)

富山市電(富山地方鉄道富山軌道線)

富山県の県庁所在地、富山駅停留場を中心に、富山市内を走る路面電車が富山市電(富山地方鉄道)。富山市営ではなく、富山地方鉄道の運行ですが、市内電車、市街電車ということで「市電」と通称されています。通勤や通学、買い物の足として多くの市民に利用さ

サントラム(SANTRAM)

サントラム

名称:富山地方鉄道T100形電車
愛称サントラム(SANTRAM)=ポートラム、セントラムに次ぐ、3番目のトラム、そして太陽(sun)のように燦然と輝く前途に期待して
運用場所:富山地方鉄道富山軌道線から富山地方鉄道富山港線(南北直通運転)
製造所:アルナ車両(阪急阪神東宝グループ)で超低床型路面電車「リトルダンサー」を製造
運用開始:平成22年4月28日
編成:3車体連接車
備考:基本スペックは豊橋鉄道が平成20年に導入したT1000形(「ほっトラム」)とほぼ同一

富山市電(富山地方鉄道富山軌道線)

富山市電(富山地方鉄道富山軌道線)

富山県の県庁所在地、富山駅停留場を中心に、富山市内を走る路面電車が富山市電(富山地方鉄道)。富山市営ではなく、富山地方鉄道の運行ですが、市内電車、市街電車ということで「市電」と通称されています。通勤や通学、買い物の足として多くの市民に利用さ

アイトラム(AI-TRAM)

アイトラム

名称:万葉線MLRV1000形電車
愛称アイトラム(AI-TRAM)=富山湾から吹く風「あいの風」に、路面電車(tram)を組み合わせたもので、「アイ」には「愛される」の意味合いも
運用場所:万葉線
製造所:新潟トランシス(ドイツ・ボンバルディア・トランスポーテーション社の技術提供を受けてライセンス生産)
運用開始:平成16年1月21日
編成:2車体連接車
備考:2004年のグッドデザイン賞受賞(ユニバーサルデザインの導入、「視覚」に訴えるボディーカラーを特色の「赤」、危険な突起物を排除し、全てを曲線になど)

万葉線

万葉線

万葉線(まんようせん)とは富山県高岡市と射水市を結ぶ高岡軌道線(高岡駅停留場〜六渡寺駅)と新湊港線(越ノ潟駅〜六渡寺駅)の総称。高岡軌道線は、いわゆる路面電車で、高岡駅停留場~越ノ潟駅が直通運転されています。アイトラムの愛称があるMLRV1

掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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