地蔵寺(四国八十八ヶ所霊場第5番札所)

地蔵寺(四国八十八ヶ所霊場第5番札所)

徳島県板野町にある地蔵寺は、嵯峨天皇の勅願で空海の創建と伝わる真言宗御室派の古刹。四国八十八ヶ所霊場第5番札所で、4番の大日寺からは徒歩20分。板野町の羅漢地区に建っていますが、羅漢という地名も昔からこの寺が「羅漢さん」と呼び親しまれているから。回廊には釈尊を中心にした等身大の五百羅漢が並んでいます。

高野山の管長、大覚寺・仁和寺の門跡を輩出した名刹

五百羅漢は、安永4年(1775年)、実聞、実名という兄弟の僧が建立したものですが、木像だったため大正4年の火事で多くを焼失、後の再建のものが多数あります。

本尊は二尺七寸の延命地蔵菩薩で、胎内に空海自刻と伝わる一寸八分(5.5cm)の勝軍地蔵菩薩(しょうぐんじぞうぼさつ)が納められています。
本堂、不動堂、大師堂、経蔵、五百羅漢堂(奥の院)は国の登録有形文化財に。
境内のイチョウの巨木も空海の手植えとの伝承があります。

嵯峨、淳仁、仁明天皇など朝廷や源義経、近世では阿波藩主・蜂須賀家ら武将の信仰も篤く、寺領の寄進もあって、かつては塔頭(たっちゅう)26坊、阿波、讃岐、伊予の3ヶ国に300の末寺を数える中本寺として栄えました。

四国八十八ヶ所霊場間の距離・時間

4番札所・大日寺(徳島県板野郡板野町黒谷居内5) — (2km/10分) — 5番札所・地蔵寺(徳島県板野郡板野町羅漢林東5) — (5km/15分) — 6番札所・安楽寺(徳島県板野郡上板町引野8)

地蔵寺(四国八十八ヶ所霊場第5番札所)
名称地蔵寺(四国八十八ヶ所霊場第5番札所)/じぞうじ
所在地徳島県板野郡板野町羅漢林東5
関連HP四国八十八ヶ所霊場会公式ホームページ
電車・バスでJR板野駅から徳島バス鍛冶屋原方面行きで13分、羅漢下車、徒歩5分
ドライブで徳島自動車道藍住ICから約6.2km
駐車場50台/無料
問い合わせ地蔵寺 TEL:088-672-4111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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