吉野川橋梁(高徳線)

吉野川橋梁

徳島県徳島市を流れる吉野川下流部に架かるJR四国・高徳線の鉄道橋、吉野川橋梁(よしのがわきょうりょう)。昭和10年3月に完成した全長949.2mの橋梁で、完成当時は全国の鉄橋のベスト3という長大橋でした。現在でも四国内では一番長いトラス橋になっています。建設は当時の鉄道省で、完成以前には鉄道連絡船が利用されていました。

鉄道橋完成以前は吉野川を渡る鉄道連絡船を利用

高徳線が開通する以前には、阿波電気軌道(後に阿波鉄道と改称)が徳島と撫養(現・鳴門市撫養町)を結んでいましたが、途中の吉野川に架橋することができずに、吉野川連絡船(鉄道連絡船)を使っていました。
阿波鉄道は昭和8年に国有化され、昭和10年の吉野川橋梁の完成で、鉄道連絡船も廃止されました。

吉野川橋梁は、本格的な連続トラスとしては日本最初のもの(3径間トラスの鉄道橋梁として日本初)。

吉野川橋梁(高徳線)
名称 吉野川橋梁(高徳線)/よしのがわきょうりょう(こうとくせん)
所在地 徳島県徳島市応神町東貞方南川淵・不動東町
ドライブで 徳島自動車道徳島ICから約5.4km
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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