不動院岩屋堂

八頭郡若桜町にある修験道の寺。間口7m、高さ13m、奥行10mの自然の洞窟にすっぽり収まるように建てられた舞台造りの密教建築物が岩屋堂で、国の重要文化財。三徳山三佛寺(鳥取県三朝町)の国宝・投入堂、龍岩寺奥院礼堂(国の重要文化財/大分県宇佐市)とともに、「日本三大投入堂」に数えられています。

本尊の不動明王は、春秋の大護摩修行の際にのみ公開

不動院岩屋堂

806(大同元)年の創建当時は、妙見山神光寺という七堂伽藍の大寺院でしたが、1581(天正9)年、羽柴秀吉による鳥取攻めの兵火で焼失、不動院岩屋堂だけが類火を免れました。

現存する建物は、室町時代初期のものと推定されていますが、資料が少なく詳細は不明。
国の重要文化財に指定されています。
本尊の不動明王は、空海(弘法大師)33歳の時の作と伝えられ、目黒不動(東京都目黒区・瀧泉寺)と目赤不動(東京都文京区・南谷寺)と並んで「日本三大不動」のひとつにも数えられています。

不動院岩屋堂の年中行事

3月28日、7月28日に五穀豊穣、交通安全などを祈念して護摩法要があります。
不動明王はこの大祭のみ公開されます。

不動院岩屋堂
名称 不動院岩屋堂/ふどういんいわやどう
所在地 鳥取県八頭郡若桜町若桜
関連HP 若桜町公式ホームページ
電車・バスで 若桜鉄道若桜駅からタクシーで10分。または、若桜駅から吉川・落折行きバスで10分、岩屋堂下車
ドライブで 鳥取自動車道河原ICから約28km
駐車場 10台/無料
問い合わせ 若桜町教育委員会 TEL:0858-82-2213
若桜町観光協会 TEL:0858-82-2237
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
日本三大投入堂

日本三大投入堂とは!?

2023年8月6日

 

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