鳥取砂丘遊覧ラクダ(らくだや)

日本海に沿って東西16km、南北2kmにわたって広がる鳥取砂丘は、日本離れしたダイナミックな砂漠のような景観が楽しめる場所。10万年という気の遠くなるような長い歳月をかけて運ばれてきた砂浜が丘陵となって続いています。砂漠といえば連想するのはラクダ。そのラクダに乗って砂丘遊覧ができるのが「駱駝屋」(らくだや)です。

ラクダと記念写真もOK

一周5〜6分のコースでも、ラクダの背の上からはゆっくりと雄大な砂丘の広がりが見渡せます。定員2名まで。ラクダに乗って、あるいはラクダと一緒の記念撮影だけも可能。
乗り場付近を回るのみで、馬の背(特別保護区内/第2砂丘列)への立ち入りはできません。また、お盆、ゴールデンウィークの期間内は、らくだの疲労度の関係上、子供のみという場合があることに留意を。

昭和35年、初代の駱駝屋社長が、加藤まさをの詩に曲をつけた童謡の『月の沙漠』をイメージして、ラクダを鳥取砂丘に導入したのが始まり。昭和50年にはサボテン料理なども考案しましたが、今ではラクダ遊覧と土産販売のみになっています。ちなみに、『月の沙漠』念頭に置かれていたのはアラビアの情景で、静岡県焼津市(旧大井川町)の吉永海岸あるいは、御宿海岸(千葉県)の砂浜に着想を得ています。

ラクダでの遊覧も楽しい
鳥取砂丘遊覧ラクダ(らくだや)
名称鳥取砂丘遊覧ラクダ(らくだや)/とっとりさきゅうゆうらんらくだ(らくだや)
所在地鳥取県鳥取市福部町湯山2164-449
関連HP鳥取砂丘らくだや公式ホームページ
電車・バスでJR鳥取駅から日ノ丸バス砂丘行きか岩井行きで20分、砂丘センター下車、すぐ
ドライブで鳥取自動車道鳥取西ICから約7.5km
駐車場70台/無料
問い合わせ鳥取砂丘遊覧ラクダ(らくだや) TEL:0857-23-1735
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

日本三大砂丘とは!?

日本三大砂丘は、静岡県の御前崎から浜松まで続く南遠大砂丘、訪日外国人観光客も多い鳥取砂丘、そして鹿児島県の吹上浜の3ヶ所を数えるのが一般的。ただし、この日本三大砂丘は、誰が決めたのか定かでない「詠み人知らず」のため、九十九里浜を入れたりする

鳥取砂丘

鳥取県東部を流れる千代川河口の東西に発達した海岸砂丘で、東西16km(西端は白兎海岸)、南北2.4kmに及ぶ日本最大級の砂丘。中国山脈から流れ出る千代川の土砂がやがて砂となり、北西の季節風で海岸に吹き上げられ、3万年の歳月をかけて誕生したも

 

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