杉神社

智頭町にある神社で、全国でも類いまれな杉の霊を祀っている神社。渓谷を囲む杉木立の中に、白木の板を斜めに組んで大きな三角形を作った斬新なデザインの社殿を配しています。

御神体は白亜の三角形オブジェ

御神体は、高さ12m、底辺8m、杉をかたどった三角形の白亜の塔。昭和30年に完成した塔は、当時町議会議員であった米井信次郎が私財を投じて建設したもので、樹木の精霊を宿らしたものとのこと。
杉神社は、鳥居も2本の石柱に太い注連縄を1本渡しただけのもの。深閑とした杉木立の中に見えるちょっと不思議な光景ですが、杉の霊が宿っていることを実感させるような神秘的な空間となっています。参道も町民有志が植林した杉やヒノキで埋めつくされ、深閑とした雰囲気。
三角形の塔の奥には滝が落ち、滝大明神が祀られています。参勤交代の折には、この滝大明神に道中の安全を祈願したという由緒ある社です。

「花粉症軽減祈願」を受け付けている他、毎年10月に祭礼が行なわれ、奉納行事で賑わいを見せています。

智頭杉
智頭町は、面積の93%を山林が占めている林業の町。町の木も杉で、寒暖の差が大きい気候風土と伝統的な育林技術により育まれた「智頭杉」が特産で、樹齢400年の「慶長杉」と呼ばれる人工林も見事です。智頭町森林組合では「智頭杉でマイホームを!」プロジェクトを展開中。
杉神社
名称 杉神社/すぎじんじゃ
所在地 鳥取県八頭郡智頭町智頭
関連HP 鳥取市観光コンベンション協会公式ホームページ
電車・バスで JR・智頭急行智頭駅から徒歩30分、またはタクシー5分
ドライブで 鳥取自動車道智頭ICから約4.4km、智頭南ICから約6.6km
駐車場 5台/無料
問い合わせ 智頭総合案内所 TEL:0858-76-1111
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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