安全性と水質の良さを基準に環境庁が選出する「日本の水浴場88選」に選ばれた海水浴場。皆生(かいけ)温泉街のすぐ目の前なので、ホテルから水着で出かける人も多いのが特徴。弓形を描いた美しい砂浜が続き、遠くには大山の姿も眺望する絶景のビーチです。
テトラポットで湾状になっているファミリー向けの海水浴場
海水浴シーズンには海の家が設けられるほか無料で利用できるシャワーとトイレも設置。訓練を積んだライフセーバーが常駐しています。さらに海岸遊歩道が整備され、美しい景色を見ながら散策も可能です。
「テトラポットで湾状になっているので、離岸流によって沖合に流されることもなく、ファミリーでも安心して泳ぐことができます。また宿から水着で出かけることができます」(皆生温泉旅館組合)。
皆生海岸は、実は「海岸侵食」という言葉が初めて使われた全国でも有数の侵食海岸。初めて離岸堤が施工された海岸でもあるのです(下の空撮写真参照)。日本で初めての人工リーフ工法が施工され、完成すればテトラポットがなくなる予定です。
遊歩道の一角に、昭和56年に日本初のトライアスロン大会が開催されたことを記念するブロンズ像が立っています。毎年7月に『全日本トライアスロン皆生大会』が開催され、「トライアスロンの聖地」となっています。
海開きは例年7月中旬。神事の後、恒例のヒラメのつかみ取りが行なわれ、海水浴シーズンが始まります。夏休み期間中には、毎晩、海水浴場特設会場で恒例の「皆生温泉ちびっこ広場」も開設されます。「皆生温泉ちびっこ広場」では当てクジや抽選会、紙芝居などを実施。花火も打ち上がります。
皆生温泉は明治33年に皆生海岸の浅瀬に湧き出る熱湯を漁師が偶然発見し、その後、有本松太郎氏によって山陰随一の温泉歓楽街として開発が進みました。
皆生温泉海遊ビーチ(旧皆生温泉海水浴場)|2024 | |
名称 | 皆生温泉海遊ビーチ(旧皆生温泉海水浴場)/かいけおんせんかいゆうびーち(きゅうかいけおんせんかいすいよくじょう) |
所在地 | 鳥取県米子市皆生温泉3 |
開設期間 | 2024年7月6日(土)〜8月25日(日) |
関連HP | 米子市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR米子駅から日ノ丸バス新開行きで17分、観光センター下車、徒歩5分 |
ドライブで | 米子自動車道米子東ICから約5.7km |
駐車場 | 100台/有料 |
問い合わせ | 米子市観光協会 TEL:0859‐37‐2311 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag