静岡県には巨大古墳のイメージがありませんが、実は静岡市街の真ん中に、県下最大の谷津山古墳があり、墳丘長は110m。現存する2位、3位の古墳である磐田市の銚子塚古墳、松林山古墳からは卑弥呼(ひみこ)の鏡と呼ばれる三角縁神獣鏡(さんかくえんしんじゅうきょう)が出土しています。
谷津山古墳
所在地:静岡県静岡市葵区
墳丘長:110m
築造の年代:4世紀頃(古墳時代前期)
史跡指定:なし
被葬者:廬原国造(いおはらのくにみやつこ)に繋がる首長の墳墓とも
銚子塚古墳
所在地:静岡県磐田市寺谷
墳丘長:108m
築造の年代:4世紀後半(古墳時代前期)
史跡指定:国の史跡
被葬者:三角縁神獣鏡(さんかくえんしんじゅうきょう)が出土することからヤマト王権と結びついた有力な首長
松林山古墳
所在地:静岡県磐田市新貝2067
墳丘長:107m
築造の年代:4世紀後半(古墳時代前期)
史跡指定:国の史跡
被葬者:三角縁神獣鏡(さんかくえんしんじゅうきょう)が出土することからヤマト王権との密接な関係の首長
静岡県三大古墳とは!? | |
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