栃木県の小山市、栃木市、下野市周辺は、古代の下毛野(しもつけ=律令時代の下野国)の中心地があった場所で、ヤマト王権と密接な関係があった首長の墓として巨大な前方後円墳が築かれています。吾妻古墳、琵琶塚古墳、摩利支天塚古墳が栃木県三大古墳で、墳丘長100mを超す古墳です。
吾妻古墳
所在地:栃木県壬生町藤井吾妻・栃木市大光寺町
墳丘長:127.85m
築造の年代:6世紀後半(古墳時代後期)
史跡指定:国の史跡
被葬者:古墳時代から律令時代への変遷の過程で、ヤマト王権と密接な関係をもった首長
琵琶塚古墳
所在地:栃木県小山市飯塚655
墳丘長:124.8m
築造の年代:6世紀初頭(古墳時代後期)
史跡指定:国の史跡
被葬者:古代下野国の中心地で、ヤマト王権と密接な関係をもった下毛野国造(しもみつけぬのくにのみやつこ)・下毛野君の首長墓
摩利支天塚古墳
所在地:栃木県小山市飯塚362
墳丘長:117m
築造の年代:5世紀末(古墳時代中期後葉)
史跡指定:国の史跡
被葬者:隣接する琵琶塚古墳の直前に築かれた下毛野地域を代表する首長墓
栃木県三大古墳とは!? | |
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