吾妻古墳

吾妻古墳

栃木県栃木市・壬生町(みぶまち)の市町境に位置する前方後円墳が吾妻古墳(あづまこふん)。墳丘長127.85mで栃木県では最大、東日本でも12位という大きな古墳です。思川(おもいがわ)、姿川(すがたがわ)に挟まれた台地上に築かれた6世紀後半(古墳時代後期)の前方後円墳です。

栃木県最大の古墳が栃木市・壬生町境界に

吾妻古墳
壬生町城址公園に現存する玄門石

古墳の横穴式石室は、江戸時代に壬生藩の藩主・鳥居氏が庭石に運び出したといわれ、壬生町城址公園に天井石と玄門石が現存しています。
形象埴輪、円筒埴輪などが出土していることから6世紀後半(古墳時代後期)の築造と推測され、国の史跡になっています。

周辺には、琵琶塚古墳 (墳丘長123m/栃木県第2位)、摩利支天塚古墳 (墳丘長1117m/栃木県第3位/ともに栃木県小山市飯塚)という100m超えの巨大古墳があり、思川と姿川に挟まれた台地上には栃木県のTOP3の巨大墓が残されていることに。
つまりは、古墳時代に、ヤマト王権と密接な関係をもった首長が、ここにいたことになります。
下野国庁跡(しもつけこくちょうあと/栃木県栃木市田村町・宮ノ辺)、下野国分寺跡(しもつけこくぶんじあと/栃木県下野市国分寺872)など、律令時代の下野国(しもつけのくに)の中心部も近くに確認されていることから、古墳時代から律令時代への変遷も判明しています。

名称 吾妻古墳/あづまこふん
所在地 栃木県壬生町藤井吾妻・栃木市大光寺町
電車・バスで 東武宇都宮線壬生駅からタクシーで5分
ドライブで 北関東自動車道壬生ICから約7.7km
問い合わせ 壬生町歴史民俗資料館 TEL:0282-82-8544
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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