綾馬事公苑

宮崎県綾町（あやちょう）は古くから競走馬、農耕馬の飼育を行なっていた町。その綾町にある綾馬事公苑は、ブリティッシュスタイルの乗馬が楽しめる宮崎県初の会員制乗馬クラブ。ビジターでも参加できる15～30分のレッスン、初心者コースも用意されているので気軽にチャレンジすることができます。

ビジターでの乗馬もOK

乗馬クラブとしては、ジュニアコース（ポニーの乗馬レッスン）、ブリティッシュスタイルのビギナーコース、レベルに合わせた本格的なレッスンのアドバンスドライダーコースを用意。

ビジターでは、チャレンジコース 、初心者コース、経験者コースの3コースが用意されています。
まったくの初心者や子供向けには、引き馬でのポニーやサラブレッドの乗馬も用意。

公苑内の走路である錦原競馬場（にしきばるけいばじょう／一周1100mのダートコース）では、毎年11月の第1日曜に草競馬の『綾競馬』が行なわれています（例年はサラブレットが8レース、ポニーが3レースの計11レース）。
馬場の周囲には1300本のソメイヨシノが、直径28mの花時計周囲には菜の花が植栽され、例年4月第1土・日曜に『綾の桜まつり』を開催。

なお日向国（ひゅうがのくに＝宮崎県）は古代には有名な馬産地で、推古天皇20年（612年）、宮中の宴で、推古天皇が「宇摩奈羅麼、譬武伽能古摩（うまならば、ひむかのこま＝馬ならば日向の駒）」と詠んだことが『日本書紀』にも記されています。

綾馬事公苑・花時計

宮崎県東諸県郡綾町（あやちょう）、花のまちづくりを目指す綾町の町では、いたるところに美しい季節の花々が植栽されています。その運動のシンボル的存在となっているのが、宮崎初の本格的乗馬クラブ綾馬事公苑内にある花時計。なんと直径が28mもある大き

第42回『綾競馬』｜2023

2023年11月5日（日）10:00〜、綾馬事公苑（綾錦原競馬場）で『綾競馬』を開催。穀物収穫後の楽しみとして草競馬が行なわれていましたが、その後、中断。昭和57年に町政施行50周年を記念し、地域おこしイベントとして、11月第1日曜日に復活