富岩水上ライン

富岩水上ライン

富山県富山市、富岩運河環水公園~中島閘門~岩瀬カナル会館を結んで富岩運河を走る観光船が富岩水上ライン(ふがんすいじょうらいん)。二酸化炭素を排出しない環境に優しいソーラー船「kansui」、「fugan」、「sora」と電気ボート「もみじ」が就航。乗降場は富岩運河環水公園、中島閘門、岩瀬カナル会館の3ヶ所あります。

中島閘門で「水上エレベーター」体験を!

交通の便がいい富岩運河環水公園、岩瀬カナル会館を起点にするのが便利。
中島閘門は、富岩運河の建設にあわせて、昭和9年に築かれたパナマ運河式の閘門で国の重要文化財。
富岩水上ラインの船の乗船すると、まず入口のゲートが開いて中に入り、ゲートが閉じられて2.5mの水位差を調節(進行方向の水位に合わせる)。
その後、出口のゲートが開かれるという仕組み。
規模ははるかに小さいのですが、パナマ運河的な体験ができる貴重なクルーズになっていますが、富岩水上ラインでは船が2.5mの水位差を上下するので「水上エレベーター」と呼んでいます。

岩瀬カナル会館まで乗船すれば、「北前船廻船問屋 森家」(国の重要文化財)など北前船で栄えた東岩瀬の町並みを見学できます。
中島閘門往復のコースに乗船すれば、中島閘門操作室見学がセットになっており、一度中島閘門で下船し、閘門操作室をガイド付きで見学することができます。

中島閘門操作室見学があるCコース(環水公園↔中島閘門)、閘門操作室見学のないAコース(環水公園→岩瀬)、Bコース(岩瀬→環水公園)があり、好みで選択を。
環水公園〜岩瀬カナル会館のコースの乗船券には路面電車(ポートラム富山港線)の片道乗車券が付いています。

ちなみに、令和元年3月に登場の「kansui」は、エアコン、トイレが装備された快適な船で、バリアフリーにも対応しています。
客室の屋根にはソーラーパネルを装備し、太陽光発電も活用するエコな電気船。

名称 富岩水上ライン/ふがんすいじょうらいん
所在地 富山県富山市湊入船町
関連HP 富岩水上ライン公式ホームページ
電車・バスで JR・あいの風とやま鉄道富山駅から徒歩5分
ドライブで 北陸自動車道富山ICから約8km
駐車場 富岩運河環水公園駐車場(171台/無料)
問い合わせ 富岩水上ライン TEL:076-482-4116/FAX:076-482-4468
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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