一願寺

一願寺

和歌山県田辺市中辺路町、熊野古道・中辺路(なかへち)にある臨済宗妙心寺派の寺、一願寺。正式名は福巖寺ですが、一願寺として有名。『安珍・清姫物語』の清姫の故郷である真砂(現・中辺路町真砂)にあった萬福禅寺と菴ノ尾の福徳菴を前身とする名刹。

ひとつだけ願いを叶えてくれる一願地蔵で有名

萬福禅寺は水害で流出し、寛文2年(1662年)、福徳菴を合わせて現在地に清姫と檀信徒各家先祖の菩提を祀る雪峰山福巖寺として復興したもの。

境内には一度にひとつだけ願いを叶えてくれるという一願地蔵(からし地蔵)があり、2月末の日曜には大祭が齋行されています。

寛政年間(1789年〜1801年)、遠州(静岡県西部)の龍泉院(現・静岡県浜松市浜北区/臨済宗方広寺派)から道機和尚が入山し、20年ほど在住し、自らの臨終を悟って、「ながながと 如来のまねも 今日限り」との辞世の句を残し、本堂前に於いて座亡。
その時、供養として、地蔵尊を刻み、人通りの多い場所に祀れば、遠州の人も通りあわせて香華を手向けるかもしれない、その代わり一度に一つの願いは必ず叶えてみせようと誓ったのです。
こうして地蔵尊を熊野古道の潮見峠(室町時代以降に使われた潮見峠越えの途中)に安置しましたが、後に福巖寺(一願寺)境内に移設しています。

一願成就守も授与してくれるのでお見逃しなく。
清姫を祀る清姫堂もあり、現在の堂は平成21年の再建。

一願寺
名称 一願寺/いちがんじ
所在地 和歌山県田辺市中辺路町西谷575
関連HP 一願寺公式ホームページ
ドライブで 阪和自動車道南紀田辺ICから約22km
駐車場 50台/無料
問い合わせ 福巖寺(一願寺) TEL:0739-64-1045/FAX:0739-64-1053
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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